人前で話すと噛む!接客や電話でありがとう噛みまくり!原因は吃音症?それとも緊張?
人前で話すと噛む…。
接客や電話で「ありがとうございます」など特定の言葉を噛みまくり状態になってしまう。
あなたも、人前で話すと噛むことで悩んでいないだろうか?
人前で話すと噛む理由は、一般的には緊張が原因と思われている。
しかし、実際は吃音症が原因であることに気づけていない人も多い。
吃音症とは、特定の言葉や場面で話すことに苦手意識を持つ病気だ。
そして、それが原因で、言葉が出てこない・言葉を噛む・どもるなどの症状が現れるもの。
でも、人前で話すときにこれらをコントロールする術を身につければ、格段に症状が良くなっていく。
今回は、その方法をお伝えしていくので、人前で話すと噛む状態を克服していこう。
人前で話すと噛む!接客や電話で「ありがとう」噛みまくりの吃音症とは?
人前で話すと噛む吃音症。
自分が吃音症であるかどうかを確認するには、以下のポイントに当てはまるかどうかを確認することだ。
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人前で話すと噛む吃音症のポイント
- 特定の言葉(特に「ありがとうございます」や「おはようございます」など母音から始まる言葉)が出てこない
- 無理やり言葉を発しようとすると、言葉を噛む・どもりが出る
- 普段は、言葉に詰まることや噛むことはないのに、特定の場面(慣れない人前、接客、電話の場面など)では噛む
- 噛むことは良くないと感じていて、言葉に詰まることなく話すことにこだわりがある
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このような症状にピンときたら、人前で話すと噛む症状は吃音症によるもの。
つまり、いくら「緊張しないように」とか「噛まないように」と意気込んでいても、その苦労は空回りしてしまうということ。
もっと根本的に、吃音症のための対策をしなければ、人前で話すと噛む症状は変わらない。
それどころか、話すことへの苦手意識がより一層高まり、人前で話すと噛む症状は悪化するばかりなのだ。
このような“悪循環”に気づかずに、特定の言葉「ありがとう」などを噛みまくり状態になってしまっている人は意外に多い。
でも、あなたは今日、このことに気づくことができた。
それだけでも大きな一歩だということ。
あとは、正しい方法を実践すれば、人前で話すと噛む症状も落ち着いてくる。
それでは、次にその方法をお伝えしていこう。
人前で話すと噛む吃音症が、言葉噛みまくり状態から脱出するには?
人前で話すと噛む吃音症が、言葉が噛みまくりの状態から脱出するために大切なこと。
それは、まず「なぜ言葉を噛むのか」を知るところから始まる。
言葉を噛むというのは、話すスピードに対して、口や舌の動きが付いていけていないということだ。
なぜ、話すスピードに付いていけないのか?
それには、以下のような原因が考えられる。
- 吃音症によるストレスや緊張感
- 早口で話す
- 声が小さい
- (言葉を噛んだときに)言葉を言い直したい
このような理由から、舌がもつれたり口の筋肉がこわばって、うまく動かせない状態になってしまっているのだ。
逆に言えば、これらを克服すれば、人前で話すと噛む症状は良くなるということ。
その中でも、話すことにトラウマを感じやすい吃音症の心理的ストレスは、人前で話すと噛むことに大きな影響を与えている。
だからこそ、吃音症自体を克服することは、人前で話すと噛む状態を少なくするためには、とても有効。(これについては、次の章で詳しくお伝えしよう。)
また、吃音症は話すことのストレスや緊張感から、どうしても早口になりやすい傾向がある。
早口を治すには、ゆっくり話すことを常に意識することで習慣化することが大切だ。
しかし、自分では早口だと気づけないことも多い。
そのため、自覚がなかったとしても1秒に1つの音を発するように意識してみよう。
つまり、おはようございますなら9秒かけて言う。
そう、ちょっとゆっくり過ぎるかな、くらいでちょうどいい。
吃音症でも、ゆっくり話すことを意識するだけで、人前で話すと噛む症状は改善できる。
今すぐ実践するようにしてみよう。
そして、人前で話すと噛む状態を改善するには、声をしっかり出すということも大切だ。
実は、言葉を伝えるのに肝心な声が出ていないと、人前で話すと噛むことにつながりやすい。
なんとなくで声を出していると、非常に言葉を噛みやすくなる。
ここでポイントとなるのは、しっかり腹から声を出すようにすること。
つまり、腹式呼吸を意識して、「自分が言いやすい音量」ではなく「相手に伝わる音量」で話すことだ。
そうすることで、話し方に勢いが出るのでなめらかに話すことができる。
そして、最後に「人前で話すと噛むことがあっても、言い直そうとしない」ことが大事。
実は、噛んで言い直そうとするときほど緊張する場面はない。
そう、自分の中で噛んだことを認識する行為は、さらに吃音症のストレスを大きくするのだ。
そのため、もし人前で話すと噛むことがあっても、言い直そうとしないこと。
実際に、噛む・噛まないはさほど重要ではない。
たとえ、人前で話すと噛むことがあっても、話の内容や意味は十分伝わるもの。
知らないフリをして、話したい内容を突き進んでいくことが、人前で話すと噛む状態を改善するコツなのだ。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
人前で話すと噛む“吃音症克服”のすすめ
人前で話すと噛む吃音症にとって、話すことのストレスはとても大きいものだ。
もちろん、先にお伝えした内容を実践することで、人前で話すと噛む症状は改善できる。
しかし、小手先に過ぎないこともまた事実だ。
なぜなら、吃音症自体を克服しなければ、安定した話し方はなかなか自分のものにならないから。
でも、吃音症の克服は、なかなか難しいのが現状だ。
吃音症の場合、病院に通ったところで、医師からは「気持ちの問題ですよ」と言われる。
それは、吃音症自体が医師にもあまり理解されていない、という側面があるからだ。
だからこそ、吃音症の克服方法は、その経験者に聞くのが一番なのだ。
私自身、吃音症が原因で他の人には理解されない、つらい経験を長年したきた過去がある。
自分と同じ吃音症という病気に悩む人のために、少しでも力になれたら、という思いで「吃音症克服サポート」をメルマガで実施している。
自分が吃音症を克服してきた経験を共有することで、あなたのお役に少しでも立てたら幸いだ。
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無料でサポートを受けられるなら、試さない手はないと思う。
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あなたが吃音症を克服し、自信を持って人前で話すことができるよう、心から応援しています。
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