あ行が言えない!どもる!吃音症が言いにくい言葉を言いやすくする克服方法
あ行が言えない!こんな症状に思い当たる節があれば、それは吃音症である可能性が高い。
あ行が言えないので、なんとか頑張って言おうとする。
でも、そうするとますます緊張して、喉の奥がカラカラになってあ行が出ない。
こんな悪循環をあなたも体験したことがあるのではないだろうか?
吃音症では、特定の行や言葉が言えないという特徴的な症状が多く現れる。
その中でも、悩みとして多く挙げられるのが、このあ行が言えないこと。
今回は、あ行が言えないときの原因や対処方法などをご紹介していく。
今はあ行が言えないと悩んでいたとしても、正しい方法と考え方ができるようになれば必ず、あ行が言えないことを克服できる。
しっかり学んで、実践していこう!
今回のポイント
あ行が言えない!吃音症でもあ行が言えないことを克服するための発声トレーニング
あ行が言えない!このように悩んでいる吃音症の方のために、あ行が言いやすくなるとっておきの発声トレーニング方法をご紹介していこう。
- あ行が言えない!吃音症でもあ行が言えないことを克服できる発声トレーニング方法
①あ行をわざと伸発(あー、いー、うー、えー、おー)のゆっくりとしたペースで発声する。
②あ行を徐々に普通のペース(あ、い、う、え、お)で発声していく。
③あ行から始まる単語(何でも良い)を伸発→普通のペースで言う。
たとえば、
アーイス→アイス
イーラスト→イラスト
ウーメボシ→ウメボシ
エーンピツ→エンピツ
オーランダ→オランダ
・・・
など
そして、このあ行が言えないことを克服する発声トレーニングを行う上で、一つ忘れずに意識していただきたいことがある。
それは、
- あ行が言えないことを克服する発声トレーニングをするときはお腹に手をあてること!
- あ行を言うときにお腹を少しグッと押すようにすることだ。
これをやることのメリットは、次の章でお話する腹式呼吸を意識しやすくなる効果があること。
今すぐ効果があります!という夢のような発声トレーニング方法ではないのだが、地道に実践していくことで確実に効果が上がる。
簡単なので、ぜひ実践してみよう!
あ行が言えない!吃音症でもあ行が言えないことを克服するための腹式呼吸
あ行が言えないことで悩む吃音症の人が、あ行が言えないことを克服するために一つのキーポイントとなるのが腹式呼吸。
この腹式呼吸は、先にお伝えしたあ行が言えないことを克服するための発声トレーニングでも重要になってくる。
なぜかというと、あ行が言えないときは息がしっかり吐き出せていないことが多いから。
だから、あ行が言えないときは、息をしっかり吐き出すイメージをもつと良い。また、息をしっかり吐き出すためには息をしっかり吸うことが欠かせない。
それらを網羅したのが、腹式呼吸というわけだ。
しかし、腹式呼吸というのは慣れていないと忘れがちだし、なかなか実践しにくい。
そのため、あ行が言えないことを克服するための発声トレーニングでは、あ行を発声するタイミングでお腹を軽くグッと押すことで、意識付けしやすいようにしている。
また、あ行が言えない吃音症の人が腹式呼吸を行うことのメリットはもう一つある。
それは、深く呼吸をすることが大きなリラックス効果をもたらすからだ。
あ行が言えないことで悩む吃音症の人の場合、どうしてもあ行を言うときにただならぬ緊張感を感じてしまうことが多い。
残念なことに、その緊張感がさらに、あ行が言えないこと助長させてしまう。
そのような不要な緊張感を取り除き、心を落ち着かせる効果が腹式呼吸がある。
もしかしたら腹式呼吸というと、どうしても難しく感じてしまうかもしれないが、そんなことはもちろんない。
要は、しっかり深く呼吸をすること。
これを普段の生活に取り入れるようにしてみよう。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
あ行が言えない!吃音症でもあ行が言えないことを克服するための2つのコツ
あ行が言えないと悩む吃音症の人が、あ行が言えない状態を克服するために意識したい2つのコツを順番にご紹介していこう。
あ行が言えない!言いにくいあ行の前に、自分が話しやすい言葉を持ってこよう!
あ行が言えない吃音症の場合、言いにくいあ行の言葉の前に、自分が言いやすい言葉を持ってくるとあ行が言いやすくなる。
これは何も難しいことはなくて、単純に「んー」とか「えー」とか考えている風の言葉でもいい。
あ行が言えないときは、このような考えている風の言葉を前に持ってくると、聞き手にとっても違和感がないのだ。
また、あ行の前にこのような言葉を持ってくることで、自分もあ行が言えるまでのタイミングを取りやすい。
これは、あ行が言えない人でも周りにそう思われていない吃音症の人が、実はこっそり取り入れていたりする方法だ。ぜひ真似して使ってみよう!
あ行が言えない!そんな時でも慌てずにゆっくり話すようにしよう!
あ行が言えないと、どうしても焦りがち。「早く言わないと!まずい!」と自分自身にプレッシャーをかけてしまう。
でも、そんな風に焦ったところであ行は言えない。それどころか、どもって何が言いたいのか分からない状態になってしまう。
声に出した言葉は取り消せないけれど、言う前の言葉ならあなたがコントロールできる。
あ行が言えない時こそ、あ行を言うときの口や舌の形、腹式呼吸をしっかり意識して見るようにしよう。
あ行が言えない!吃音症でもあ行が言えないことを克服するためのまとめ
あ行が言えないと日常会話がままならず、本当につらい。でも、ここまでご紹介してきた克服方法の中には、あ行を言えるためのたくさんのテクニックが詰まっている。
あ行が言える自分をイメージして、恐れず実践してみよう。そうすれば、道は拓けてくる。
また、あ行以外にも言えない言葉があって悩んでいる方は、この下の内容もぜひじっくり読んでみてほしい。
あなたの人生を変えるつもりで真剣にお伝えしているので、興味のある方はぜひお待ちしています!
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