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電話で声が出ない!吃音症が第一声で喉が閉まる原因と克服方法!

うまく話せない…

電話で声が出ない!家で練習するときは声が出るのに、いざ電話に出ようとすると声が出ない。

 

電話で声が出ない状態は、吃音症でなければなかなか理解されることもなく、周りの冷たい視線がつらく感じるものだ。

 

上司からは「電話に出たくないだけの言い訳だろ!甘えるな!」の一言。同僚には「気にするな」と言われる。

 

でも、気にしないで済むなら、こんなに悩んでいないんだ。

 

日に日に、電話に出ること自体がつらくなり、電話の着信音が鳴れば、血が沸騰したように緊張してしまう。電話で声が出ないことが原因で、胃潰瘍にもなった。

 

でも、電話で声が出ないことを克服した今、思い返せば逆に電話で声が出ない状態になることばかり、進んで行っていた気がする。

 

今日は、昔の私と同じように電話で声が出ないことで悩んでいるあなたへ、電話で声が出ないことの原因と克服方法をお伝えする。

 

電話で声が出ない状態から、一歩でも前に進みたい人はぜひじっくり読んでみてほしい。

 

電話で声が出ない、吃音症特有の喉が閉まる原因とは?

電話で声が出ない状態は、身体が反射的に恐怖から自身を守るための行動によく似ている。

 

たとえば、今あなたが歩道を歩いているとして、道沿いのマンションからたまたま植木鉢が目の前に落ちてきたとする。

 

そのとき、あなたは瞬時にそれを避けて、また何事もなかったように歩けるだろうか?

 

また、同じ道を歩くときに、何事もなく鼻歌でも歌いながら、その場を通り過ぎることができるだろうか?

 

これは、あなたが超人的に肝のすわった人間か、もしくは忍者でもない限り難しいことだと思う。

 

多くの人は、この場合、足がすくんで動けない。

 

それに、また同じ道を通ることになったときは、その植木鉢が落ちてきたシーンを何度も思い出し、ブルブル震えて動けないだろう。

 

脳がその危険を感じたシーンを思い出し、本能的に避けようとするのだ。

 

お気づきかもしれないが、吃音症による電話で声が出ない現象もこれと全く同じことが起こっている状態なのだ。

 

つまり、電話で話すことに一種のトラウマを感じていて、足がすくむように喉の筋肉がうまく動かない状態。だから、電話で声が出ないのだ。

 

先ほどの植木鉢が上から落ちてきた例で言えば、その道を通るとき以外は足がすくむ事はない。それと同様に、吃音症も電話以外の場面では声が出る。

 

このように、電話で声が出ない原因は、あなたが電話で話すことに何らかのイヤなイメージを強く持っていていること。

 

そして、それによって足がすくむように喉の筋肉が動かない状態になってしまうから。

 

ただ電話で声が出ない、と言えば「どこか身体の機能に問題があるのでは?」とか「やる気がないのでは?」と思われるかもしれない。

 

しかし、恐怖を感じて足がすくんでいるような状態だと分かれば、それも合点がいく。

 

電話で声が出ないのは、このような恐怖感や緊張が原因だったのだ。

 

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電話で声が出ない状態を吃音症が克服するには?

電話で声が出ない状態というのは、先ほどお話ししたとおり、電話で話すことにおいて非常に強い危機感、恐怖心、緊張感を抱いている状態。

 

これは、あなたが意識できている場合もあるし、潜在意識の中で抱いていて、あなた自身が気づいていない感情なのかもしれない。

 

どちらにしても、その強い感情にあなた自身が支配されている。それが電話で声が出ない状態なのだということ。

 

電話で声が出ないのは、足がすくむのと同じ。まずは、このことを理解することが大事。

 

そうでなければ、足がすくむ人に対して、一歩目が踏み出しやすいように、と踏み台昇降のような一歩を踏み出すトレーニングをしかねない。

 

確かにそのトレーニングで、一歩を踏み出す筋肉はつくかもしれない。

 

でも、「一歩を踏み出してはいけない」という恐怖心と、脳が実際に「足を踏み出すことをストップ」してしまう心理的な原因を解決しなければ、それは無意味である。

 

いくら筋肉がついても一歩目を踏み出すことはできない。

 

これは、もちろん電話で声が出ない状態でも同じことが言える。電話で声が出ないからと発声練習を頑張るだけでは、電話で声が出るようにはならない。

 

それよりもっと根底にある、心理的な原因を解決しなければ、電話で声は出てくれない。

 

「電話で声を出しても大丈夫」

「電話で声を出しても、何も怖いことは起こらない」

「電話で声を出すことで、自分にとって良いことが起こる」

 

電話で声を出すことは、自分にとって危害がないこと。むしろ、良いことなのだという思いが、あなたの潜在意識まで浸透している状態。

 

電話で声を出すとこんなに良いことがあるんだ!と心から思える状態でなければ、電話で声を出ない状態を克服することは難しい。

 

では、どうすれば克服できるか?

 

先ほどの、上から植木鉢が落ちてきた例で考えてみよう。この歩道をまた歩けるように克服するためにはどうしたらいいか?

 

少し考えてみてほしい。

 

これは、この歩道には絶対に何も落ちてこないのだという確信(そのために、確認も必要だ)。

 

そして、怖いながらも実際に何度もこの歩道を歩くことで、「やっぱり大丈夫だった。自分はこの歩道を歩けた」という自信が必要だ。

 

これは、電話で声が出ないことを克服することも同じ。

 

つまり、「電話で話すことは怖いことじゃない」という確信と「自分は電話で声が出せた」という自信を持つこと。

 

これらが、電話で声が出ないことを克服することには必要なのだ。

 

また、電話で声が出ない状態の克服法については、こちらにも詳しくまとめているのでじっくり読んでみてほしい。

 

[su_box title=”参考記事” box_color=”#ec060c”]

電話で声が出ないを克服!吃音症の噛む、第一声が出ない時の対策

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吃音は克服できない!

そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。

影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。


無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。

吃音克服の正しい方法を知る

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電話で声が出ない原因と克服方法のまとめ

電話で声が出ない時の原因と克服方法についてお話ししてきた。

 

少し難しい部分もあったかもしれないが、ここにはあなたが電話で声が出ない状態を克服するためのヒントが詰まっている。

 

もう一度、じっくり読み込んでみてほしい。

 

なお、吃音症自体をなんとかしたい!改善したい!という気持ちがあるなら、下方の内容にも目を通してみてほしい。

 

更にきっとお力になれるはずだ。

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マコト

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どもり・吃音症の心理アドバイザー。 自らが吃音症を克服してきた経験から、今現在どもりや吃音症で悩んでいる人をサポート。 これまでの失敗談や数多くの成功例など...

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