話すと噛む心理は緊張?吃音症が人前や電話で噛まない方法トレーニングを紹介!
話すと必ず噛む、こんな時の心理は一体どうなっている?
話すと必ずと言っていいほど噛む場合、自分で自分を疑いたくなることもあるだろう。
原因は?緊張、病気、それとも…?
実は、話すときに噛むことが悩みならば、まずはその心理を理解するのが一番早い。
そうすることで、話すと噛む心理を客観的に見つめ直すことができるので、対策しやすいからだ。
今回は、話すと噛む心理について説明していきます。まずは、自分で離すと噛む自分を理解するところから始めよう!
今回のポイント
話すと噛む心理は緊張から?吃音症が陥りやすい落とし穴とは?
話すと噛む心理とは、結論から言えばまず、話すときに“強い緊張状態”にあること。
緊張、これこそが話すときに噛む心理として一番大きいと言える。
話すと噛むことが多い人ならば、何となくこの「話すと噛む心理は緊張から」という結論に思い当たる節があるかもしれない。
では、なぜ話すときに緊張した心理状態になってしまうのか?
それは、以下のような原因から、緊張する心理状態になってしまう。
[su_box title=”緊張心理につながる原因” box_color=”#ec060c”]
- 過去に人前や電話で話すことに失敗した経験がある
- その失敗経験がトラウマとなり、話すとストレスを感じるようになる
- また話すときに失敗するかも、噛むかもしれないというプレッシャーから、緊張心理につながる
[/su_box]
残念なことに、このようにして話すときに緊張心理が呼び起こされて、話すために必要な要素が削がれてしまう。(口周りの筋肉がこわばる、声が出にくい、など)
そのため、話すと噛む状態になってしまうのだ。
つまり、話すと噛む心理とは、過去の失敗経験やトラウマが話す機能にリンクして、緊張から噛みやすくなってしまうということ。
あなたも、経験があるかもしれない。
自分が話すと、笑い声が聞こえてくる恐怖
このような心理から話すと噛む、いや話すと噛む以外に話す選択肢がないような状態にさえ陥ってしまうのだ。
これこそが、吃音症の恐ろしいところでもある。
また、一度話すことに対して緊張心理をもつようになると、克服することはなかなか難しい。
なぜなら、克服というのはトラウマ以上の自信が持てる経験の積み重ねが必要だから。
そう、だからこそ、なかなか吃音症や「話すと噛む恐怖」から抜け出せずに苦しむ人が多いのも事実なのだ。
だから、今回はこれまでの話すと噛むトラウマを乗り越えるためにも効果的な方法。
吃音症が噛まない方法トレーニングをお伝えしていこう。
話すと噛む心理を先回り対策!吃音症が噛まない方法トレーニングについて
話すと噛む心理とは、主に緊張によるもの。
と、いうことが分かれば、話す時に噛むその心理に対して、あらかじめ対策しておくことが一番だ。
特に、話すときに噛む心理に襲われやすい吃音症などの場合は、これが欠かせない。
そんな話す時に噛む吃音症の心理に、打ってつけの噛まない方法トレーニングとは・・・、
話す時に噛むのは「普通」
と割り切ること。
これを頭に叩き込んで、話す時に噛むのは普通の心理だと当たり前に思えるまでにすることだ。
「何言ってるの?バカにしてるのか?」
「そんなの噛まない方法でも、噛まないトレーニングでもない!」
そう言う人がほとんどだと思う。しかし、この考え方を定着させることこそが、話す時に噛まないためには欠かせない。
だって、考えてみてほしい。
緊張することって悪いことなのか?
確かに今、あなたにとって話す時に噛むことはとても面倒で嫌な気分にさせることだ。
その原因とも言える緊張心理は、迷惑以外の何物でもないのかもしれない。
だけど、不安やストレスを感じた時に緊張すること。
緊張してしまうことというのは、本能なのであり正常な証。恥ずかしいことでも何もない。
だから、まずは現状を受け入れてみる。そう、話す時に噛むことや緊張した心理になることは普通なのだから。
まずは、話す時に噛む自分の心理と向き合い、今の状態を認める。
緊張することは敵ではなく、自己防衛本能の一種として理解しよう。
もちろん、すぐに受け入れるのは難しいかもしれない。
話す時に噛むことを治したいのに、話すと噛む自分を普通と考えるなんて、違和感を覚えるだろう。
しかし、少しずつでもそれに慣れること。
そして、話すことに肩肘張ることなく、リラックスした状態で向き合うことができれば、
話す時に噛むことなく、話すことができる。
そんな状態に一歩ずつ近づくことができる。
だから、まずは騙されたと思って、実践してみよう。
そして実は、これこそが吃音症が噛まない方法トレーニングとして最適であると言っても過言ではない。
と言うのも、緊張感などの話す時に噛む心理を押し潰すというのは、とても難しい。
むしろ、それができるのであれば、話す時に噛む心理を克服できていると言えるだろう。
もちろん、目指すべき先はそこかもしれない。
しかし、そこに至るまでに一歩一歩確実に自信を積み重ねていく必要がある。
そのための第一歩として、話す時に噛まない方法トレーニングが話す時に噛む自分を受け入れること。
つまり、「話す時に噛むのは普通」の考え方なのである。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
話すと噛む心理、吃音症ができる噛まない方法のまとめ
話すと噛む心理とは一体何なのか?というテーマから始まった今回の内容だったが、軽くおさらいをしておこう。
まず、話すと噛む心理には、無意識的にでも緊張が関係しているということ。
そして、話す時に噛まない方法トレーニングの第一歩として始めてほしい考え方について。
これは「話す時に噛むのは普通」という考え方を徹底的に定着させること。
この根底の考え方をすっ飛ばして、他の噛まない方法トレーニングを実践したところで何ら改善しないのは目に見えている。
しかし、「こんなの意味があるのか」とか「全然噛むのが直らない」と思ってしまうかもしれない。
話す時に噛む自分を受け入れるトレーニングをやめたくなってしまうこともあるだろう。
でも、そんな時にこそ、
あなたは試されている
そう、効果は後からついてくる。まずは根底となる考え方をしっかり身につけよう。
話す時に噛む心理を理解し、噛まない方法トレーニングを実践すること。
これこそが、話す時に噛む状態を克服するためには避けて通れないのだ。
あなたが話す時に緊張や噛むことから解放されて、話すこと本来の楽しさを実感できる日を願っています!
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