電話の第一声…声が出ない!吃音症の喉が閉まって声が出にくい原因と対策
電話での第一声…声が出ない!あなたもそんな恐ろしい経験をしたことがないだろうか?
「もしもし?聞こえてますか?あれ?通じてないのかな…」
いや、通じています!早く声を出さなきゃ、まずい…。
焦れば焦るほど、さらに電話での第一声が出てこない。喉が閉まったようになって、声が出てくれない。
この恐ろしさを一度体験すると、電話のトラウマを抱えてしまう。これは、吃音症による症状だ。
電話で第一声が出ないとき、どんな対策をすれば声が出ない状態を克服できるのか?
あなたの電話へのトラウマを小さくし、自分に自信が持てるような方法をお伝えしていこう!
今回のポイント
電話の第一声…声が出ない!喉が閉まって声が出にくいその原因は?
電話での第一声…声が出ない!喉が閉まって声が出ない原因は何なのか?
それは、これまでの電話でうまく話せなかった経験や、それに対して周りから突っ込まれた経験が、電話へのトラウマを大きくしているから。
「電話でまた失敗したらどうしよう・・・」
「電話で噛んでしまったら。声が裏返ったら・・・」
そんな心配を心のどこかで抱えている。
心のどこかで、というのは勿論、あなた自身がそのことで頭がいっぱいの場合もある。
また、意識していないようでも、自分の中でその問題を解決できていないことが引っかかっている場合。
そんな時は、電話に出るときに、ふとそのことをを思い出してしまうのだ。
このような電話へのトラウマを抱えていると、電話に出るときに極度の緊張を感じるようになってしまう。
この電話に出るときの極度の緊張感が、喉元の筋肉を硬直させることで、喉が閉まって声が出にくい状態になってしまう。
[su_box title=”参考記事” box_color=”#ec060c”]
第一声が出ないのは病気?緊張?吃音症の喉が詰まる状態の治し方
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つまり、
電話でのつらい経験(または、話すこと自体のコンプレックス、吃音症)
↓
トラウマ
↓
電話の時に思い出して緊張
↓
喉の筋肉が硬直
↓
喉が閉まって声が出にくい
という流れが起こっている。だから、電話での第一声で声が出ない。
しかし、この流れの中には、いくつか流れを変えるポイントがある。
そう、このポイントを意識すれば、流れを変えることができ、電話での第一声で声が出やすくなるのだ。
では、そのポイントを一つずつ説明していこう。
電話の第一声…声が出ない!対策 電話の緊張をコントロールする方法①
電話で第一声の声が出ないときの対策は、まず電話での緊張をコントロールできるようになることだ。
先ほどもお話ししたように、電話で第一声の声が出ないときは根底にトラウマを抱えている。
しかし、そのトラウマ自体は過去に起こったことなので、なかったことにはできないし、書き換えることもできない。
でも、そのトラウマによって発生する電話の時の緊張に注目してみよう。
そう、電話のときの緊張は頑張ればコントロールすることができるのだ。
しかし、もちろんトラウマの影響は強い。だから、どうしても緊張しやすい状態が出来上がってしまっている。
しかし、緊張をコントロールする術を学ぶことで、電話で第一声の声が出ない状況は好転させることができるのだ。
電話で第一声の声が出ない状況を好転させる一つめの方法とは、
電話と同時にペンを取ること
そして、電話内容をメモしながら電話をすること。
なぜ、これが緊張をコントロールし、電話で第一声の声が出ない状況を好転させるのか?
それは、メモを取ることで頭の中を整理することができ、冷静な思考を持つことができるからだ。
電話で第一声の声が出ないと、緊張感がさらに高まって慌てふためき、収拾がつかなくなってしまう。
どう立て直したらいいのか分からず、パニック状態になってしまうといえる。
そんな時にペンを持ち、メモを取りながら電話をすることで気持ちを落ち着けることができるのだ。
また、あらかじめ話す内容をメモしておき、そのカンペを見ながら話すのもおすすめだ。
なぜなら、そうすることで、電話で第一声の声が出ないとパニックになる場面でも、立ち位置を確認することができるからだ。
電話で第一声の声が出ないときは、まずペンを取りメモをする。そうすれば、緊張が落ち着いてくる。
まずはこれを意識してみよう!
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
電話の第一声…声が出ない!対策 電話の緊張をコントロールする方法②
電話で第一声の声が出ないときの対策として、電話に出るときの緊張をコントロールする方法。
その方法の二つめは、
普段話しているスピードの2倍、ゆっくり話すことを意識する
そう、あなたにはこれまでの電話より、2倍ゆっくり話すことを意識してほしい。
そうすれば、電話で第一声の声が出ない時でも「急いで声を出さなければ!」と不必要な緊張を感じることもない。
しかし、改めて考えてみてほしい。
電話とは声だけのやり取りだ。相手の声だけを頼りに情報のやり取りをしている。
そう考えると、普段の2倍ほどゆっくり話すことは相手にとって全然迷惑ではない。むしろ、電話の内容が聞き取りやすくなって、内容も理解しやすくなる。
あなたは、何も焦って電話で第一声の声を出そうとしなくたっていい。
それよりも、相手のためにもゆっくり話すことを出来るだけ意識するようにしてみよう。
実は、その心がけだけで電話での第一声の声が出ない状況を好転することができる。そう、電話に出るときの緊張は、自分でコントロールできるのだということ。
まずは今回ご紹介した2つの対策を、ぜひやってみよう。
そして、これを機に、吃音症である自分をなんとかしたい!と強く思ったあなたへ。自分を変えたい!と思えることは素晴らしいこと。
吃音症を克服するためのあらゆる視点からのアドバイスを用意しているので、ぜひ下方もじっくり読んでみていただきたい。
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