お世話になっております言えない!吃音症が電話・営業・コールセンターで活躍するために
お世話になっておりますが言えない。社会人になると、急に言う機会が増える「お世話になっております」という言葉。
電話の場面で、営業の場面で・・・。
吃音症でも社会人であれば、お世話になっておりますが言えないのは致命的。
今回は、このお世話になっておりますを言えない吃音症が、どう対策するべきかについてお伝えしていきます。
お世話になっておりますに対する恐怖心を捨てて、スマートな社会人を目指そう!
今回のポイント
お世話になっておりますが言えない。吃音症がこの言葉に悩む原因は?
お世話になっておりますが言えない。吃音症がこの言葉を苦手とする原因は一体何なのか?
それは、単純な問題ではなくて、とても複雑に原因が絡み合っている。
だからこそ、簡単にお世話になっておりますが言えない。そう、言おうと思えば出てくる言葉では無くなっているのが現状。
たとえば、お世話になっておりますという言葉は学生時代には縁がない言葉。
働き始めて、初めて使う大人の言葉でもある。
そう、その言葉を使う「環境」に慣れていない事で、自分にとって大きなストレスやプレッシャーを与えている可能性がある。
仕事に慣れていない、社会人に慣れていない。
そのような環境で、慣れていない「お世話になっております」という言葉を使う。
そうすれば、その言葉を発するだけでストレスを感じてしまうようになる。
人間の感情というのは、とても敏感。そして、とりわけ吃音症の人の感性は鋭い部分があるので、ストレスを察知してしまいがち。
だからこそ、お世話になっておりますという言葉に反応してしまい、言えない状態になってしまうのだ。
ほかにも、吃音症の人がお世話になっておりますという言葉を苦手とする、言えない原因がある。
それは、
[su_box title=”言いにくい理由” box_color=”#ec060c”]
お世話になっておりますが言えない理由は、
- お世話になっておりますという言葉が、11文字と比較的長めの単語であること
- 自分のタイミングで発しにくい言葉であること
- あ行の母音から始まる、言いにくい言葉であること
[/su_box]
など、お世話になっておりますという言葉は、吃音症にとって苦手ポイントが詰まっている。
つまり、「ありがとうございます」などと同じように、吃音症のとっては言いにくい言葉であるということ。
これらの原因が、慣れない仕事や職場、働くことのストレスと重なると・・・、
お世話になっておりますが言えない
状況となってしまう。
だからこそ、お世話になっておりますが言えない吃音症の人は意外にも多いのが事実なのだ。
お世話になっておりますが言えない吃音症の対策方法。言えるコツとは?
お世話になっておりますが言えない吃音症は、これらの原因に対してどういった対策をするべきなのか。言えるコツはあるのか?
結論から言えば、徐々に慣れていくことで、言えない状態にあったお世話になっておりますも言えるようになる。
そのためにも、お世話になっておりますを言わなければならない、という“追い込み”は一旦、
捨てるべき。
なぜなら、そういった絶対に言わなければいけないという精神的なプレッシャーが、さらに苦手意識を持つ原因となるから。
そう、お世話になっておりますを言うためには逆効果なのだ。
だからこそ、お世話になっておりますを言わなければならない、という追い込みはやめよう。
調子が良ければ言う、くらいの気構えでいることが大切だ。
しかし、それでもお世話になっておりますを言う場面というのは出てくる。それは仕事だから仕方がない。
そのため、お世話になっておりますはうまく言えない。うまく言えないけど言ってみる、くらいの気持ちでいると良い。
大切なので何度も伝える。
絶対に「お世話になっておりますを言わなければならない」というスタンスはやめよう。
そして、うまく言えないけど言ってみる、というのが難しければ、お世話になっております以外の言葉を使ってみるのも良い。
たとえば、お世話になっておりますの代わりに、
- いつもありがとうございます
- お電話ありがとうございます
- 毎度ありがとうございます
などで代用するのも良い。
しかし、吃音症ならばこれらも苦手意識を持っている人も多いので、
- はい!
- どうも!
- ええ!
など短い言葉を、お世話になっておりますの代わりに使ってみると、ストレスを溜め込まなくても済む。
「こんな短い言葉で、お世話になっておりますの代わりになるのか?」
「こんな言葉しか言えないなんて・・・。」
などと考えてしまうかもしれないが、そんなことは一切ない。
でも、もしそう思ってしまうのなら、その分、笑顔や声のトーンで相手への誠意を伝えるようにする。
そうすることで、先方からのあなたへの好意はグーンと上がるはずだ!
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
お世話になっておりますが言えない吃音症の対策まとめ
お世話になっておりますが言えない。
吃音症なら誰もが抱えかねない悩みも、ここまでお話ししてきた通り、いくつもの原因が重なって起こった現象である。
だからこそ、
あなたが悪いわけじゃない。
吃音症である、というだけで強く自分を否定してしまう人がいるが、これは本当にもったいないこと。
大切なのは、お世話になっておりますが言えない現状からどう行動を起こすか、だ。
だから、今回ご紹介したように、
[su_box title=”対策まとめ” box_color=”#ec060c”]
- お世話になっておりますがうまく言えないようでも、言えそうな気がした時は言ってみる。
- お世話になっておりますを、無理して言おうとしない。
- 自分に合った、お世話になっておりますの代わりの言葉を使う。(たっぷりの笑顔を添えて!)
[/su_box]
を行うようにしてみよう!
あなたがあらゆるビジネスシーンで言葉の恐怖心を取り払い、堂々と仕事ができることを願っています!
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