言葉が出てこないのは緊張が原因?吃音症か社会不安障害?早めのチェックで克服せよ!
言葉が出てこないのは緊張が原因?
急に緊張するようになった…言葉が思うように出てこない。
話していても言葉を噛む・どもることがある。
あなたもこんな風に悩んでいないだろうか?
こんな症状があるとき、自力で治すのはなかなか難しいもの。
というのも、自分がなぜ言葉が出てこないのか、その原因を知ることが大切なのだ。
結論から言えば、言葉が出てこない・緊張するようになったと悩むのは吃音症や社会不安障害であることが多い。
今回は、その見分け方や克服方法について、細かくお伝えしていく。
あなたも言葉が出てこない・緊張がつらいといった症状から一刻も早く抜け出そう。
今回のポイント
言葉が出てこない、緊張する…原因は吃音症・社会不安障害?そのチェック方法とは?
言葉が出てこない、緊張することが多くなった…。
こんなとき、突如現れた自分の違う姿を受け止められず、混乱してしまうことも多いだろう。
しかし、その原因をチェックし、克服方法を実践していくことで確実に改善できるもの。
だから、言葉が出てこない現状に慌てることなく、まずはできることを実践していこう。
冒頭でもお話しした通り、言葉が出てこない・緊張することが多くなったという場合、吃音症や社会不安障害が原因であることが多い。
では、その見分け方は何か?
それは、一言で言えば「話すときの異変」をチェックすることだ。
吃音症の場合、言葉が出てこない症状をこのように表現することもできる。
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吃音症にみられる“言葉が出てこない”症状
- 喉の奥が締まって、言葉が出てこない
- 特定の言葉(おはようございます、など)が出てこない
- 特定の場面(接客や電話、人前など)で言葉が出てこない
- 言葉が出てこない予感がして、緊張してしまう
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このような特殊な条件で、言葉が出てこないのが吃音症の特徴だ。
逆に言えば、このような言葉が出てこない・緊張などの症状がある場合は、あなたは吃音症といえるだろう。
そして、社会不安障害の場合は、以下のような症状がチェックできれば当てはまることになる。
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社会不安障害の症状は、
- 人前に出ると緊張して汗が出る
- 人の視線や評価を必要以上に気にしてしまう
- 人前で字を書こうとすると手が震える
- 緊張して声が震えたり、言葉が出てこない
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このような症状があれば、社会不安障害に当てはまる。
これらは、ちょっと神経質な人ならば自覚する部分もあるだろう。
しかし、やはり過度に反応してしまうようなら障害に当てはまると言わざるを得ない。
このように、同じ「言葉が出てこない」「緊張する」といった症状を持っていても、大きく異なるのが吃音症と社会不安障害だ。
もちろん、病気によって克服方法は異なってくる。
吃音症と社会不安障害のチェックのポイントは、言葉を発することに対する不安が大きいかどうか。
自分自身がどちらが原因で、言葉が出てこない・緊張するといった症状が出ているのかチェックした上で、次の克服方法に進もう。
言葉が出てこない、緊張する吃音症・社会不安障害の克服方法
言葉が出てこない、緊張するといった症状に悩まされる吃音症や社会不安障害。
しかし、症状は似ていても、その克服方法は病気によって変わってくる。
吃音症の「言葉が出てこない」「緊張する」といった症状を克服するには、緊張する場面での心理コントロール術が大切になってくる。
また、それと同時に、吃音症ならではの不安定な話し方を改善していくことで効果的な改善が見込める。
詳しくは、こちらの記事を合わせて読んでおこう。
[su_box title=”合わせて読みたい” box_color=”#fa3b3b”]
言葉に詰まる大人の吃音症…治る確率は?どもらない話し方で言葉が出てこない・どもりを対策
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また、言葉が出てこない・緊張するといった症状をもつ吃音症の場合、吃音症自体を克服することがとても有効だ。
それについては、次の章で詳しく説明していきたいと思う。
そして、社会不安障害の「言葉が出てこない」「緊張する」といった症状の克服方法について。
社会不安障害の場合は、言葉が出てこない他にも、人前で何か動作を行う場合に症状が出やすいもの。
これは、その場面に強いトラウマを抱いていることが原因でもある。
つまり、その状況になると、脳が興奮状態となって反応してしまうからだ。
この場合、以下のような形で克服していく。
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- 苦手な場面は、無理に対応しようとしない
- 少しずつレベルを上げていくことで場慣れさせる
- 規則正しい生活を心がける
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3番については「関係ないのでは?」と感じる方もいるかもしれない。
しかし、社会不安障害の場合は、脳が過剰に反応してストレスとなる物質を多く分泌していることも影響しているもの。
そのため、そういった刺激が少ない生活(食事、睡眠、運動)を意識することで、脳を正常に戻す意図がある。
要するに、「あまり過敏に反応する必要はないよ」と脳に意識させることが重要なのだ。
ここまで「言葉が出てこない」「緊張する」といった症状を克服するために、どのような対処をすべきなのかお伝えしてきた。
最後に、一番重要な吃音症の克服についてお伝えしておこう。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
言葉が出てこない、緊張する場合の克服法まとめ
言葉が出てこない、緊張するといった症状をもつ吃音症の克服方法。
なぜ、先にお伝えした症状の克服方法だけでなく、吃音症自体を克服すべきなのか。
それは、やはり根本的な解決をしなければ、状態を安定させることがなかなか難しいからだ。
特に、話すことにトラウマを感じる吃音症の場合、知らないうちに状態が悪化しやすいもの。
吃音症を放っておくと、どんどん話せない言葉が増えてくる。
そして、最後には話すことが怖くて外に出られない…。
そんな闇を抱えているのが吃音症だ。
だからこそ、気づいたら早めに克服の対策を立てるべき。
吃音症の克服については、実際に克服を経験してきた私がサポートしている。
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あなたが言葉が出てこない・緊張するといった苦しみから解放され、自由に、自分らしく話せるようになることを心から願っています。
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