面接でどもってしまう吃音症は落ちる?失敗せずに受かる方法はコレ!
面接でどもってしまう吃音症。
「どもったらどうしよう・・・」
「どもりたくない」
「やっぱり、どもってしまう」
面接中は、そんなことばかり頭の中に浮かんで、肝心の「面接官に熱意を伝える」ということには全く集中できない。
もしかしたら、吃音症の人が面接に落ちる理由は、面接でどもってしまうことよりも、どもることを気にして面接自体に集中できないことなのかもしれない。
私自身、元吃音症なのだが面接官を任せられる機会があって、このように考えるようになった。
とはいえ、面接でどもってしまうと、やっぱりそのことが気になる。その気持ちも痛いほどよく分かる。
だから、今回は面接時にどもってしまうことを気にしない方法や肩の力を抜いて面接に臨む方法をお伝えしようと思う。
記事を参考にして、面接でどもってしまうことを悩むことから解放されよう!
今回のポイント
面接でどもってしまう吃音症をさらけ出してOK!力が抜ければ、あなたの良さが面接に出る!
面接でどもってしまう吃音症をさらけ出してみよう!こう言うと、今のあなたには抵抗感しか感じられないかもしれない。
でも、考えてみてほしい。
面接でどもってしまう吃音症を、あなた自身がどうとらえているのか?面接官は、それを見ようとしているということを。
つらいことを言うようだが、今のところ吃音症はあなたの一部であり、吃音症から今すぐ離れることは難しい。
だからこそ、あなたはそのことをどうとらえているのか?ということが大事。それこそが、あなたの人間性として反映されるからだ。
人は、誰だってコンプレックスを抱えて生きている。でも、そのコンプレックスを本人がどう受けとめているか?という部分が非常に大事だ。
たとえば、背が小さい人だって、たくさんいる。
そのことを「だって、俺は背が小さいし・・・」とクヨクヨ言っている人と、背が小さくても他の部分に磨きをかけようと頑張っている人。
どちらの方がカッコイイかは、言うまでもない。
コンプレックスがその人らしさ、その人の輝く部分を作り出すこともある。
だって、そうだろう。
あなたは、面接でどもってしまうことを気にする吃音症だからこそ、相手の話を聞く大切さ、耳を傾ける必要性を人一倍実感できているのではないだろうか。
あなたの良さは、まだまだ内面に眠っているはず。
だからこそ、面接でどもってしまう吃音症をさらけ出してみよう。そうすれば、あなたの良さがもっと発揮される。
面接でどもってしまう吃音症!失敗しない吃音症の受かり方
面接でどもってしまう吃音症はさらけ出そう!その考え方に、少しだけ前向きに考えられるようになってきたはずだ。
でも、こう思うかもしれない。
面接でどもってしまう吃音症を、面接でさらけ出すって具体的にはどうするの?
大丈夫!面接で使えるワザをここでしっかり説明しておこう。
まず、自己紹介や自己PRなどで、出身地を伝えるのと同じくらい、自分の一部として伝えていくこと。
そうすることで、多くの人を面接している面接官にも印象が残って覚えてもらいやすい。なぜなら、吃音症を前向きにわざわざ話してくる人はほとんどいない。
それに、面接に受かった後も吃音症のことを考慮してくれることが多いのだ。
ただし、面接でどもってしまう吃音症について、積極的に自己紹介や自己PRに盛り込むことは、一つコツがある。
それは、面接でどもってしまうような吃音症だけれど(だからこそ)、こんなに良い面が自分にはあるんです!という風に話を持っていくこと。
たとえば、
- 面接でどもってしまう吃音症だからこそ相手の話を真剣に聞く大切さを知ることができました。
- 面接でどもってしまう吃音症でも、たくさんの友人がいます。
- 面接でどもってしまう吃音症だからこそ、丁寧に話すことを心がけています。
など参考にしてみてほしい。
先ほども伝えたとおり、面接でどもってしまう吃音症を前向きに話せる人はなかなかいない。
だからこそ、面接官はあなたのファンになる。
また、忘れてはいけない最大のメリットは、面接でどもってしまうことに気をとられることがなくなること。
面接官には既に、どもってしまう吃音症であることを伝えている。だから、ゆっくりどもらないように話しても不思議に思われることなんてない。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
面接でどもってしまう吃音症に悩むあなたへ!面接官は的じゃない!
面接でどもってしまう吃音症について、ここまで読んできて、だいぶ前向きにとらえられるようになってきたのではないだろうか?
面接でどもってしまう吃音症は、あなたの武器だ。そう言っても過言じゃない。
面接でどもってしまうと、どうしてもそのことに負い目を感じてしまう。だから、何とか吃音症であることを隠したい、という思いが働く。
でも、ハッキリ言って、それは優れた策ではない。
なぜなら、それが吃音症だと分からなかったとしても、自信の無さに面接官は違和感を感じるから。
こう言うと、面接官はこわい存在だと思われるかもしれないが、決してそうではない。
面接官は、面接という場で自分たちの仲間を探しているだけなのだから。
だから、面接官は敵ではない。将来の仲間だ。
それに、面接官があなたを仲間に選ぶか決める権利があるのと同時に、あなたにだって選ぶ同等の権利がある、ということに気付こう。
つまり、あなたは面接官と同等なのだ。それは、吃音症でも同じこと。
ここまで来たら、もう大丈夫!自信をもって面接に臨もう!あなたが、自分の思い通りの面接ができることを心から願っています!
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