電話で会社名が言えない!元吃音症の受付嬢が教える、噛まない方法とコツとは?
電話で会社名が言えない!どもりや噛む癖が抜けなくて、仕事への影響がハンパない・・・!
電話で会社名を伝えることは、社会人にとっては初歩の初歩。でも、吃音症の人にとって、この壁がどうしても越えられない。
この現実を目の当たりにし、多くの人が悩んでいる。行き着く先は、電話で会社名を言えないが為に、退職してしまう結果に。
あなたも同じように悩んでいないだろうか?
今回は、あなたと同じように電話で会社名を言えないことに悩んでいた元吃音症の方から克服のコツを伝授!
この元吃音症の方は、電話で会社名を言うことが多い会社の受付嬢という立場でありながら、電話で会社名を言えないことに悩んでいた。
でも、そんな逆境でも噛まない方法とコツを意識すれば、電話で会社名を言えるようになるということ!
それでは早速、電話で会社名を言えるようになるコツをお話ししていこう。
今回のポイント
電話で会社名を言えない人のための、元吃音症・受付嬢による噛まない方法①
電話で会社名を言えないときに、まず見直してほしいのが「電話に出るときの姿勢」。
元吃音症であり、会社の受付嬢という立場で電話に出る機会が人の倍以上に多かった高橋さんによれば、電話で会社名を言えない人に共通するのは、その姿勢だと言う。
というのも、電話で会社名を言えない人の多くは、
「電話で会社名を噛んだら・・・。」
「また会社名を言うときに、どもるかも・・・。」
という思いを抱いている。
それが、無意識にも電話に出るときに猫背にさせてしまうと言う。
なぜ、電話で会社名を言えない事と猫背が関係するのか?それは、猫背になると電話で会社名を言うときに妙に力んでしまい、息を吐き出しづらくなるから。
会社名というのは、なぜか総じて長かったり、カタカナだったり言いにくいものばかり。
でも、そのような会社名を言うときこそ、しっかり呼吸しなければいけない。
呼吸、つまり「しっかり息を吸う」ことと「しっかり息を吐き出す」ことが出来ていなければ、このような言いにくい会社名を言えない状態になるのは当たり前。
電話で会社名を言えないと悩むなら、まず初心に戻って、姿勢を意識することから始めてみよう。
電話で会社名を言えない人のための、元吃音症・受付嬢による噛まない方法②
電話で会社名を言えないときは、電話先の相手の気持ちになってみることが大切、と元吃音症であり、会社の受付嬢の高橋さんは言う。
つまり、あなたが電話先の相手だったら、「どんな風に電話で会社名を伝えられたら聞きやすいか?」という視点をもって、電話に出ることが大切。
電話で噛まずにスラスラと会社名が言えるのが、一番聞きやすい、と思われるかもしれない。
でも、考えてみてほしい。
電話先で、相手が電話に出た途端、ベラベラと矢継ぎ早に話し出したら少し怯えてしまわないだろうか?
それよりも、丁寧にゆっくりと話し出してくれた方が安心できる。
電話というのは、電話に出て相手が名乗り出るまで、電話をかけている相手が何者かわからない。怒っているのか、喜んでいるのかも分からない。
自分が電話をかけ間違えたのかもしれない、という不安もある。
だから、電話に出た途端、ベラベラと早口で言われても、聞き取る準備が出来ていないものなのだ。
電話で会社名が言えないと、焦りや緊張から「早く言い切ってしまいたい!」という気持ちが先に出てしまう。
でも、早口で言ったところで余計に会社名が言えないだけ。さらには、電話先の相手も内容を聞き取ることができない始末。
電話で会社名が言えないときは、まず電話先の相手の気持ちになって、話すようにしてみよう。
そうすれば、自然とゆっくり丁寧に話すことができ、結果的にそれが電話で会社名を言えない状況を克服することにつながる。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
電話で会社名を言えない人のための、元吃音症・受付嬢による噛まない方法③
電話で会社名を言えないときは、「まずは現状と否定せずに受け入れて!」と元吃音症であり、会社の受付嬢の高橋さん。
確かに、電話で会社名が言えないと、とにかく自分を否定しがちだ。
「なんで自分は、電話で会社名を言えないんだ・・・」
「今日も電話で会社名を言えずに、恥ずかしい思いをしてしまった・・・」
このようなネガティブな気持ちになってしまうものだが、ネガティブな感情からポジティブな感情は生まれない。
電話で会社名を言えないことを克服するには、実際にところ、いかにポジティブに考えられるか、だと高橋さんは言う。
逆に言えば、電話で会社名を言えないことを良い意味で開き直ること。
電話で会社名を言えない、今の自分を受け入れることができれば、電話で会社名を言えた時の喜びは倍増だ。
つまり、電話で会社名を言えないことをネガティブにとらえていると、「電話で会社名を言えた」事実というのは、「出来て当たり前」になってしまう。
しかし、電話で会社名を言えない自分を受け入れ、開き直ることができれば、「電話で会社名を言えた」事実は、「大きな喜び」を感じるシーンへと変わる。
電話で会社名を言えないことに注目するよりも、電話で会社名を言えたことに注目する。
そのちょっとした心がけが、電話で会社名を言えないストレスを跳ね返す効果につながる。ぜひ試していただきたい。
この記事へのコメントはありません。