言葉に詰まるようになったら吃音症?言葉が出てこない症状の克服方法
言葉に詰まるようになった。思ったように言葉が出てこない。
実は、100人に1人がこのような症状で悩んでいる。
喉の奥に言葉がつっかえて出てこない。ちゃんと言葉が出てくるか、会話が不安・・・。
実は、このような悩みを抱えている場合、吃音症であることが多い。
多くの人は克服への糸口が見つからず、自暴自棄にさえ陥ってしまうこともある。
しかし、言葉に詰まるようになった原因を解決する正しい方法を実践すれば、必ず状況は改善してくるもの。
今回は、そんな一助となる内容をあなたにお届けしていく。
言葉に詰まるつらい状況を一緒に克服していこう。
今回のポイント
言葉に詰まるようになったら吃音症?言葉が詰まる原因とは?
言葉に詰まるようになったら吃音症なのか?
実は、厳密に言えばそうとは言えない。
吃音症とは、
- 頭で考えているように言葉が出てこない
- 自分で話そうと思っている内容とはかけ離れて、うまく言葉が出てこない
このような状況から、話すことに強いストレスやトラウマを感じてしまう状態である。
また、これらのストレス自体が吃音症の原因や悪化の元になっていることもある。
ストレスが吃音症の原因となり、また、吃音症だからこそストレスを感じて更に状態が悪化してしまうのだ。
また、言葉に詰まるようになった吃音症の原因には、目に見えて分かるもの。
そして、自分では予想すらしてなかったものが潜在的に悪さをしていることもある。
そう、吃音症とは、話すことと心が密接に関係した病気なのだ。
だからこそ、
自分が思ったように話せないのは、すごくつらい
吃音症は、それを実感せざるを得ない病気とも言える。
では、言葉に詰まるようになった吃音症の場合、どうしたら言葉が出てこない状況を克服できるのか?
そのためには、言葉に詰まるようになった原因を見つめ直すことが必要。
つまり、吃音症の原因をつくっているストレスを取り払うことが大切になってくる。
では、その方法を具体的に見てみよう。
言葉に詰まるようになった…吃音症が気をつけたい3つのこと
言葉に詰まるようになった吃音症にとって、気をつけたいことは大きく3つ。
というのも、言葉に詰まるようになった吃音症の人が多く当てはまる状態がある。
しかし、吃音症の場合、これらが曲者で更に悪化させることも。
逆に言えば、これらに注意を払うことで、自ずと言葉に詰まる状況が改善する人が多い。
そんな重大なポイントについて、一つずつ確認していこう。
言葉に詰まるようになった吃音症が気をつけたいこと① 早口になっていないか
言葉に詰まるようになった吃音症にとって、まず気をつけたいのが早口になっていないか?ということ。
特に、「言葉に詰まるようになった…」と頭で意識すればするほど、心は焦ってしまうもの。
そのために、知らず知らずのうちに早口でしゃべってしまうことが多いのだ。
実際、大げさではなく吃音症の人のほとんどが早口で話す癖がある、と言っても過言ではない。
早口で話すと、話そうとする口に声が噛み合わない。
だから、言葉に詰まるようになってしまう。
その上、早口で話すことは相手にとって聞き取りにくい事この上ない。
そう、言葉に詰まるようになった吃音症にとって、早口は大敵なのだ。
では、早口はどうやったら直すことができるのか?
それは、単純だけれど「ゆっくり話すことを心がける」。
しかし、話している最中、ずっと「ゆっくり話すこと」を心がけることは難しい。
話すことに夢中になったり、どうしても焦って早口になってしまうからだ。
これについては、体を慣らすつもりで地道に「ゆっくり話すこと」を心がけて話すことが一番。
常に、頭にその事を意識して話すことで、話すことに夢中になりすぎず、ゆっくり話すことにつながるという相乗効果もある。
ゆっくり話す、その目安としては、1秒に1文字を声に出すようにすること。
これは、早口で話す人にとっては「遅すぎるのでは?」と感じるペース。
しかし、決して遅すぎるスピードではない。
言葉に詰まる状態を改善したいのなら、まずはこれを意識して話すようにしてみよう。
言葉に詰まるようになった吃音症が気をつけたいこと② 腹から声が出ているか
言葉に詰まるようになった吃音症にとって、腹から声が出ているか?ということもとても大切。
言葉に詰まるような状況においては、しっかりと腹から声を押し出すように話すことが必要なのだ。
ただし、腹から声を出すためには、その前に意識しなければならないことがある。
それは深呼吸をして、息を吸う・息を吐き出すという動作を確実に行なうこと。
そうしなければ、腹から声を出すことはできない。
そして、結果的に言葉を吐き出すことも不可能、ということになる。
必ず、話す前に息を吸う。
そして、話し始める時に息を吐き出す。
文字として書き出すととても簡単に思えるが、これも早口を直すのと同じく、意識が大切だ。
言葉に詰まるようになった、と感じたら、深呼吸をして息を吐き出すと同時に腹から声を出すように心がけよう。
言葉に詰まるようになった吃音症が気をつけたいこと③ 姿勢が猫背になっていないか
言葉に詰まるようになった吃音症の場合、猫背で下を向いて話していないか?一度確認してみることが大事。
もちろん、話し初めから意識していれば、猫背にならないように気をつけるかもしれない。
しかし、問題は、話をしている最中だ。
特に、「言葉に詰まるな…」という時こそ、知らないうちに猫背で下を向いて話していることが多いもの。
猫背で下を向いて話していると声も通らない。
また、腹から声を出すのも難しいので、より言葉に詰まるようになってしまう。
言葉に詰まるようになった吃音症は姿勢良く腹に力が入る態勢で、話す相手を見て話すようにする。
話しをするときの基本だからこそ、忠実に大切にしていこう。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
言葉に詰まるようになった、言葉が出てこない吃音症のためのまとめ
言葉に詰まるようになった吃音症の場合、パニックになることも多く、さらに症状が悪化しやすいもの。
しかし、まずは状態を改善する方法を一つずつ実践していくこと。
この「前向きな気持ち」が、言葉に詰まるようになった吃音症には最も大切になってくる。
思ったように話せないと、どうしても塞ぎ込んでしまうものだが、それでは前には進めない。
どうか勇気を持って、一つずつ実践してみてほしい。
あなたが言葉に詰まる状態を克服できることを、心から願っています。
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