電話で声が出ないを克服!吃音症の噛む、第一声が出ない時の対策
電話で声が出ないのを克服したい!電話で声が出ないと本当につらい。悩んだ挙句、ボイストレーニングに通ってみても一向に克服できないと言う声も。
電話で声が出ない吃音症は、心理的な原因が大きく関係している。
だから、単に発声練習をしても、なかなか効果が出ないのだ。電話で早く話さなきゃ、うまく話さなきゃ、といった焦りが、発声機能を逆にシャットダウン!
そして、電話で声が出ない状態になってしまう。
今回は、このような吃音症独特の、電話で声が出ない根本的な原因に着目。電話で声が出ないことを克服するための対策をお伝えしていく。
もし、あなたが電話で声が出ない状態を克服したいのであれば、ぜひじっくり読んでみてほしい。
電話で声が出ない状態を克服するには、緊張とうまく付き合うことが大切
電話で声が出ない状態を克服するには、緊張とうまく付き合うことが大切。
というのも、あなたも心当たりがあると思うのだが、電話で声が出ないときの緊張感といったら他に類をみない。
心臓の鼓動がバクバクと速くなるのとは裏腹に、口は動かず声が出ない。
つまり、この電話で声が出ない時の異様な緊張感を何とかできたら、少しはまともに声が出る態勢が整うというものだ。
人は、達成することが難しいことに取り掛かる時に緊張する。
今の自分では乗り越えられないんじゃないか、失敗したらどんな恐ろしいことが待ち受けているか・・・。
そんなことを考えると、だんだん緊張感が増して身体がガチガチになって動かなくなってしまう。
これは、電話に出る時の恐怖感に置き換えると、
- また電話で声が出ないのではないか?
- 電話で声が出ないと、電話の相手を怒らせてしまったり、あるいはバカにされたり。笑われてしまうんじゃないか?
- 上司や周りの人にも文句を言われるのでは・・・。
- その失態に、自分は耐えることができないんじゃないか?
- 電話で声が出ないなんて恥ずかしい。
このような不安感から、緊張がまるで津波のようにあなたを襲う。
では、電話で声が出ない時のこのような緊張は、どう付き合うのが正しいのか?
やはり、この不安感や緊張をいきなり全くなかったことにするのは難しい。(それができればラクなのだが)
だからこそ、電話で声が出ない時の緊張とどう付き合うか?が大事になってくる。ポイントとなるのは、緊張した時に身体がガチガチに硬直してくる部分。
電話で声が出ないことによる緊張から、ガチガチになってきた部分の力を抜くことを少し意識してみてほしい。
緊張に打ち勝つことができず、なかなか力が抜けない場合は、その部分をさするようにしてみよう。そうすると力みが取れて、リラックスできるようになる。
たとえば、電話で声が出ないことによって、喉や口周りの筋肉がこわばってきたな、と感じたら、その部分をさすってみよう。
これができるようになれば、最終的に緊張感すらもコントロールできるようになる。電話で声が出ないことを克服するには、大切な方法なのでぜひ実践してみよう。
電話で声が出ない状態を克服するには、一拍置いてから話し始めよう
電話で声が出ない状態を克服するには、一拍置いて呼吸を整えてから話し始めるようにしよう。
通常、会社などでは電話が鳴ったら、3コール以内に取る!など決まりがあるところも多い。
しかし、電話を取った後はすぐに話し始めなければいけない、というルールはない。
だから、電話を取ったら、まず一拍置いて呼吸を整える。そして、落ち着いてから話し始めるようにすればいい。
電話で声が出ない人の中には、初めに言いやすい言葉(ハイ、お電話ありがとうございます、など)を入れることで、その後もすんなり出てくる、という人もいる。
もし会社のルールで、マニュアルを変えて言うことが禁じられているところであれば、この電話を取ってからの一拍で心の中で言うのも良いだろう。
また、この電話を取ってから一拍置いて話し出すことは、イメージトレーニングとして活用するのも効果的。つまり、
- 電話の着信音が鳴る
↓
- 電話を取る
↓
- 一拍置いて、呼吸を整える
↓
- 電話で声を出す
この一連の流れを、イメージトレーニングしてみること。ここで大切なのは、電話で声が出せる、という部分を強く意識してみること。
人間の脳は意外に単純なので、イメージトレーニングで何度も成功している場面を経験していると本番でも「あ、前にも成功した場面だな」と認識することができる。
これは単純すぎて、本当に効果あるの?と思いたくなるかもしれない。
しかし、この成功を意識したイメージトレーニングは、スポーツ選手などが大舞台の前に取り入れている方法でもある。
誰でも簡単にできる方法なので、今すぐ実践してみよう。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
電話で声が出ない状態を克服する対策のまとめ
電話で声が出ない状態を克服できれば、自分にも自信がつくし、仕事も調子が上がってくる。
でも、電話で声が出ないという状態は、波があるものでもある。
だから、電話で声が出ない状態を克服できた!と思っていても、半年後にまた、電話で声が出ない状態になってしまうこともよくある。
でも、そんな時でも一度の失敗にめげずに、今回の対策を実践してみてほしい。
まずは、電話で声が出ない状態を少しでも改善すること。その視点で行っていけば、電話で声が出ない状態の克服は一歩ずつ近づいてくる。
あなたが電話で声が出ない苦しい状態から、抜け出せることを心から願っています!
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