接客でありがとうございましたが言えない!吃音症でもありがとうに恐怖を感じなくなる驚きの考え方!
接客をしていて、ありがとうございましたが言えない!と焦った経験はないだろうか?
実は、私自身が接客時にありがとうございましたが言えない経験をした一人である。
驚くことに、一度このような接客中にありがとうございましたが言えない経験をすると、それがトラウマとなってしまう。
はっきり言ってしまえば、このような状態では接客の仕事はままならない。
それは、接客にとってありがとうございましたという言葉は欠かせないもの、料理人にとっての切れるナイフのようなものだから。
しかし、実は視点を変えると、ありがとうございましたという言葉に恐怖を感じなくなる。
今日はそんな驚きの考え方で、接客時にありがとうございましたが言えない状況を打開するやり方をご紹介しよう!
今回のポイント
接客でありがとうございましたが言えない…実は、他の職種では既に当たり前だった?
接客時に、ありがとうございましたが言えない時の気まずさや居心地の悪さといったら、この上ない。
だから、次にまたありがとうございましたを言おうとすると、途端に「また、ありがとうございましたが言えないんじゃないか・・・」と心臓がバクバク。
口元がガチガチになって、なかなか言葉が出てこない。そして、またありがとうございましたが言えない・・・。
接客時にありがとうございましたが言えないと、
「もしかして自分はどこか問題があるんじゃないか?」
「ありがとうございましたなんて簡単な言葉が言えないなんて、異常なのでは?」
と、感じてしまうかもしれない。
でも、このような現象は、スポーツなどの世界では一般的になっている。
ここで一つ質問をする。あなたは、“イップス”という言葉をご存知だろうか?
“イップス”とは、プロ野球選手などがボールを捕ることや投げることに恐怖を感じてしまう症状である。
しかし、この症状はプロ野球選手だけに起こるものではない。
バスケ選手やゴルフプレーヤーでも同様の症状が起こるし、もっと言えば、スポーツ選手だけに起こる症状ではない。極度のプレッシャーを感じた時に起こりやすい。
つまり、どんな仕事でも起こり得る、ということなのだ。
接客でありがとうございましたが言えないのは、プロ野球選手がボールを怖いのと同じ?
接客でありがとうございましたが言えないのは、プロ野球選手がボールを怖いと感じてしまうことと同じ。
言うまでもなく、プロ野球選手はボールを投げる・捕ることを長年訓練してやってきたわけだ。素人がボールを怖がるのとはワケが違う。
なぜ、このような症状になるのかプロ野球選手に聞いたところ、感覚としては「ボールを投げる・捕る“やり方”が分からなくなる感じ」だと言う。
この感覚、何かに似ていないだろうか?
そう、接客でありがとうございましたが言えない時の感覚に、ものすごく似ている。
接客時にありがとうございましたが言えないときは、ありがとうございましたという言葉を言うことに違和感を感じたり、声の出し方が分からなくなる感覚に悩まされる。
つまり、他の職種では一般的に認められている病気でも、接客の場合は「声を出す」という人間としての根本的な動作のために、病気としての認知度が低いのだということ。
そのために、自分自身の欠陥や落ち度を気にして、不必要に悩んでしまう結果になる。
しかし、大事なことはそうではない。
そういう症状を持った病気なのだ、と正しくとらえることが大事。そうすることで、正しく必要な対処をすることができる。
それでは最後に、この症状を改善するための方法をお伝えしていこう。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
接客でありがとうございましたが言えない…この症状を打開するには?
接客でありがとうございましたが言えないのは、何もあなたに欠陥があるわけではない、ということをここまでお伝えしてきた。
症状は違えど、他の職種でも起こり得ることなのだ。
でも、ありがとうございましたが言えないことによって接客の仕事が台無しになってしまっては意味がない。
プロスポーツ選手だって、球が捕れないからといって引退するのは避けたいし、どうにかして克服しようとする。
それでは、具体的に接客時にありがとうございましたが言えない時の打開策をご紹介する。
接客でありがとうございましたが言えないときの打開策① なるべく大きな声で伝えることを意識する。
接客でありがとうございましたが言えないときは、なるべく大きな声ではっきりと、ありがとうございましたを伝えることを意識してみよう。
幸い、接客時の店内というのはザワついていて、大きな声でありがとうございましたを言っても迷惑と受け取られにくい。
しっかりと感謝の気持ちをぶつける、こんなイメージを持ってありがとうございましたを言うように心がけてみよう。
接客でありがとうございましたが言えないときの打開策② 周りの接客スタッフに相談してみる。
接客でありがとうございましたが言えない事を一人で抱えているのは、本当につらいものだ。
だから、そんなときは信頼のおける同僚の接客スタッフなどの相談してみることをおすすめする。
同じ症状になったことがなければ、共感してもらうことは難しいものの、話して今の状況を打ち明けてみるだけでも気持ちは楽になる。
それによって、肩の荷が下りて、ありがとうございましたが言いやすくなることもある。
また、あなたがありがとうございましたを言えない分、他の接客スタッフにカバーしてもらえるように頼むこともできる。
スポーツ選手なども同じ症状がある、と言えば説明しやすいし、あなただけがおかしい、と印象も持たれにくいだろう。
接客でありがとうございましたが言えない時の考え方まとめ
接客でありがとうございましたが言えない時の考え方を、ここまでお伝えしてきた。
接客でありがとうございましたが言えないと悩んでいるのは、あなただけではない。だから、決して下を向かずに、自分を責めないでほしい。
ちなみに、このような症状は“吃音症”というので覚えておいてほしい。野球選手で言うところの“イップス”のようなものだ。
また、この吃音症や自分の症状、改善方法についてさらに詳しく知りたい方は、下記をじっくり読んでみることをおすすめする。
こちらでは、さらに詳しくまとめているので、きっとお役に立つことができるだろう。
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