ありがとうと言おうとすると声が出ないのは吃音症?悩んでいるなら今すぐ対策を!
ありがとうと言おうとすると途端に声が出ない・・・。
あなたもこのような経験や悩みをお持ちではないだろうか?
実は、私自身もありがとうと言おうとすると声が出ないことで悩んでいた経験者。
このつらさは、経験者でなければなかなか理解してもらえず、それも相まってつらいところだ。
今回は、ありがとうと言おうとすると声が出ない場合の対策をお伝えしていく。
あなたが、ありがとうと言うときに自然と笑顔になれるような一助になれたら幸いである。
それではさっそく、説明していこう。
今回のポイント
ありがとうと言おうとすると声が出ない…そんな時は呼吸を見直せ!
ありがとうと言おうとすると声が出ない場合、呼吸がしっかりできていないことが多い。
つまり、ありがとうを言う前に息が吸えていないのだ。
実際に試してみて頂きたいのだが、息を吸いながら、ありがとうと言えるだろうか?
・・・おそらく難しいはずだ。
これは、あなたが変だから難しいのではない。誰がやっても同じである。
というのも、言葉を発する時というのは自然と息を吐くものだからだ。
だから、言葉が出ない状況というのは、言葉を発する前に息を吸えていない(言葉を発する時に息を吸っている)状態であることが多い。
このような状況になる原因として、大きく2つ考えられる。
ありがとうと言おうとすると言葉が出ない原因① ありがとうを言う前に焦ってしまい、呼吸が乱れている
ありがとうと言おうとするときに声が出ない場合、ありがとうを言う時に焦ってしまっていないか思い出してみてほしい。
ありがとうと言うのが苦手だから、なんとか早く言って済ませてしまいたい。
ありがとうと言う時にうまく言えなくて、恥をかいたり相手に嫌な思いをさせたくない。
・・・このような心理状態になっていないだろうか?
このような気持ちで、ありがとうを言おうとすると焦ってしまい、呼吸が乱れてしまうことが多い。
ありがとうを言う前に呼吸が乱れてしまうと、言葉を発すると同時に息を吸ってしまったりして言葉が出ない要因になってしまう。
このような場合は、やはり落ち着くことが一番の対策になる。
そして、ありがとうと言う前にしっかり息を吸うことを意識すること。
この二つを意識できれば、言葉が出ない状況は防ぐことができる。
もし、あなたがありがとうと言おうとすると焦ってしまう、という自覚があるのであれば、この二つから意識してみよう。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
ありがとうと言おうとすると言葉が出ない原因② ありがとうを言う前に息を吐く癖がある
ありがとうを言おうとすると声が出ない場合、息を吐くタイミングを間違えていないか確認してみよう。
まさか、そんな息を吐くタイミングを間違えている、なんて・・・。
と、思われるかもしれない。
しかし、実際に、ありがとうを言おうとすると言葉が出ない人に限って、このような癖を持っている人が意外にも多いのだ。
息を吐くタイミングを間違えている、というのはどういうことか?
それは、ありがとうを言う前に息を吐いてしまっているということだ。
先ほどもお伝えしたように、言葉を発するタイミングで息を吐くのが正しい発声の仕方になる。
ところが、息を吐くタイミングを間違えるという癖を持っている人の場合、残念ながらこの正しい発声が行えていない。
だから、ありがとうを言おうとすると言葉が出ない状態になってしまう。
どうして言葉が出ないのか、ご理解いただけただろうか?
なお、この場合も対策は落ち着いて、ありがとうと言う前にしっかり息を吸うことを意識することだ。
これさえ行えば、ありがとうを言う際に言葉が出る。それを実感できるだろう。
ありがとうを言おうとすると言葉が出ない…はなぜ起きるのか?
ありがとうを言おうとすると言葉が出ないのは、それにしても何故なのか・・・?
もちろん、言葉が出ない原因はここまでお伝えした通りだ。
でも、理由もなく、ありがとうを言うときに焦るようになるはずがない。
息を吐くタイミングを間違える癖だって、何故ありがとうを言うときだけ起こるのか?(他の言葉でもなる場合もあるが、特定の言葉だけ出る癖であることが多い。)
それは私も含めてだが、ありがとうを言おうとした時に、何かしらプチパニック(ありがとうをうまく言えなかったなど)を経験したことがある場合が多い。
そのパニックがきっかけとなって、ありがとうを言おうとする時に「焦り」や「特殊な癖」が出るようになったのである。
言い換えれば、何かしらのパニックがきっかけで、ありがとうという言葉に対してアレルギーをもったような状態。
だから、私たちの脳は同じようなパニックを経験しないように、ありがとうを言わなくて済むような方法を取り入れていた、というわけである。
だから、そのようなパニックを経験したことがある人は、ありがとうを言おうとすると言葉が出ない状況になるのは、ある意味当たり前。
ありがとうを言葉として出ないようにして、パニックを回避しようとしているので、正しいと言えば正しい反応なのだ。
アレルギーというのは、言ってしまえば“過剰な防御反応”だ。
心や言葉のアレルギー反応は目では見えにくいので、自分はおかしいのでは?と思ってしまうかもしれない。
しかし、それで命をとられるような事などない。
先にお伝えしたように、きちんと対処することで乗り越えられるものでもある。
そのことを念頭に、ぜひ前向きに対策を実践してみてほしい。健闘を祈る!
この記事へのコメントはありません。