ありがとうございましたを噛む人へ、吃音症でどもりの私が接客業を乗り切ったコツを教えます!
ありがとうございましたを噛む・・・あなたも、このことで悩んでいないだろうか?
実を言うと、私も以前、ありがとうございましたを噛むことで随分と悩んだ。
というのも、私は接客業の仕事をしていたから、ありがとうございましたを言わない日はなかった。
接客をする者にとって、ありがとうございましたを噛むのは一大事。
はっきり言って、無様だし格好がつかない。
でも、考えれば考えるほど、ありがとうございましたを噛むようになった・・・。
しかし、私はなんとか、ありがとうございましたを噛む日々から抜け出した。
今日は、ありがとうございましたを噛む日々から抜け出した方法をお教えしようと思う。
今回のポイント
ありがとうございましたを噛むなら、ドラえもんを意識しろ!
ありがとうございましたを噛むなら、ドラえもんを意識する。
このように伝えると、「ドラえもんを意識する!?真剣に悩んでいるのに、バカにするのもいい加減にしてくれ!」と思われるかもしれない。
しかし、こちらもいたって真面目である。
ふざけるな、と言いたい気持ちも分かるが、まずは内容を聞いてみてほしい。
というのも、噛むことが多い言葉を話すときに“ドラえもん風”に話すと噛みにくくなる、というのは意外や意外、効果があるから。
この“ドラえもん風”というのは、ドラえもんがポケットから秘密の道具を取り出す時の掛け声のこと。
「どこでもドアー!」
「タケコプター!」
などの掛け声である。
この抑揚(話し方のリズム)のある、ゆっくりとした話し方がポイントになる。
この調子で、ありがとうございましたを言ってみると噛むことが断然少なくなる。
もちろん、ありがとうございましたは相手に向かって言う言葉。
だから、当然ドラえもんそのままの調子で言うのは言いにくいという気持ちもあるだろう。
その場合は、抑揚(話し方のリズム)を少し抑えめで話すといい。
もちろん、心の中ではドラえもんを意識だ。
それだけで、ありがとうございましたを噛むのが少なくなることが実感できるだろう。
まずは、一人の時に練習してみてほしい。
そして、実際に相手に伝える際には、少し抑揚を抑えめにして伝えるようにしてみよう。
ありがとうございましたを噛むなら、呼吸を意識しろ!
ありがとうございましたを噛むと悩んでいるのなら、呼吸は大事だということを特に意識すべきだ。
ありがとうございましたを噛む時に意識したい呼吸というのは、2つある。
ありがとうございましたを噛むなら、息を吸うタイミングを意識しよう
ありがとうございましたを噛む時に意識したい呼吸について。
一つ目は、ありがとうございましたを一気に言おうとせずに、間に挟む呼吸を意識すること。
これには理由がある。
元々、ありがとうございましたという言葉は、「ありがとう」と「ございました」の2つのキーワードが組み合わさって出来ている。
だから、他の言葉より長いし、当然噛むことが多くなる。
この問題点を解決するために、ありがとうございましたを一息で言おうとしないことがまず大事。
そして、「ありがとう」と「ございました」の間に一回、息を吸うタイミングを入れるようにしよう。
そうすることで、一気にありがとうございましたという長い言葉を言う必要がなくなり、噛む回数が減る。
また、呼吸を間に入れることで話すスピードがゆっくりになることから、これも噛む回数を減らすことにつながる。
このように、ありがとうございましたを一気に言わず、間に呼吸を挟むようにすれば数段、ありがとうございましたが言いやすくなる。
ありがとうございましたを噛むなら、鼻呼吸を意識しよう
続いて、ありがとうございましたを噛む時に意識したい二つ目の呼吸について。
これは、自分が知らないうちに口呼吸をしてしまっていないかを確認してみてほしい。
というのも、ありがとうございましたを噛むことが多い人は口呼吸をしていることが多いから。
これにも理由がある。
口呼吸をすることが多い人は、言わずもがな、口をずっと開いている状態だ。
この状態は、口元(唇や舌など)の筋肉がだらんとして緩んでしまっている。
この状態が長く続くと、滑舌は欠かせない唇や舌の筋肉が衰えやすくなる。
するとつまり、ありがとうございましたを噛むことにつながるわけだ。
口呼吸は無意識のうちにしていることが多いので、なかなか自分では気づきにくいかもしれない。
だから、普段から少し意識して、確認してみると良いだろう。
もし、鼻が詰まっていて息をしにくいから、口呼吸をしているという場合は今すぐ治療をしたほうがいい。
鼻が詰まっていると、酸素が足りなくて頭がまわりにくくなる。
ありがとうございましたを噛むだけでなく、仕事や勉強などのパフォーマンスが落ちてしまう原因になってしまう。
そのような場合は、今すぐ病院に行くべきだ。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
ありがとうございましたを噛むことが気にならなくなる、とっておきのポイント
ありがとうございましたを噛むことについて、もしかすると、今のあなたは恐怖を感じてさえいるかもしれない。
でも、考えてみてほしい。
ありがとうございましたは、感謝を伝えられる魔法の言葉だ。
ありがとうございましたを伝えることに意味がある、ということを今一度、自覚しよう。
うつろな目をして、ありがとうございましたを吐き捨てるように言われるよりも、噛むことはあっても一生懸命ありがとうございましたを言われた方が数倍嬉しいはずだ。
月並みかもしれないが、気持ちが伝わることが一番。
私も、ありがとうございましたを噛むことで悩んでいた時はつらかったが、このことを一番に意識するようにした。
そうすることで、ありがとうございましたを噛むことに悩まなくなってきたのだ。
あなたも、ありがとうございましたを噛むことで悩まなくなることを心から願っている。
ぜひ今回お伝えしたことを意識して、ありがとうございましたを噛むことを克服しよう!
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