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お疲れ様ですを噛む吃音症!噛みまくり心理原因と言葉を噛まない方法・トレーニング

この言葉、言えない…

お疲れ様ですを噛む。どもる。そんな吃音症の症状に悩んでいる人は意外に多い。

 

お疲れ様ですと丁寧に言おうとすると噛むので、「お疲れっす」や「お疲れした」などでごまかす事も多いと思う。

 

しかし、上司に対してだとそうもいかないもの。

 

今回は、そんなお疲れ様ですを噛む吃音症の噛みまくり心理原因、そして、言葉を噛まない方法やトレーニングについてご紹介していこう。

 

お疲れ様ですを噛む!吃音症の噛みまくり心理原因とは?

お疲れ様ですを噛む吃音症。その噛みまくりの心理原因とは一体なんなのか?

 

実は、この部分を何となく考えてしまうことが意外と多い。

 

でも、このお疲れ様ですを噛む心理原因を解決せずに、言葉を噛まない方法やトレーニングだけ取り入れても無意味なのだ。

 

 

なぜなら、その心理や原因を解決しなければ、本質を掴んだことにはならないから。

 

いくら方法だのコツだのトレーニングを重ねてみても、効果がなかったと泣くしかない。

 

だからこそ、このお疲れ様ですを噛む自分の心理原因をしっかりとここで掴んでおこう。

 

 

お疲れ様ですという言葉を噛むことが多い理由は、

  1. お疲れ様ですという言葉自体の難易度
  2. 吃音症の問題点
  3. トラウマが、トラウマを呼ぶ

 

というステップを順番に登ることで、お疲れ様ですを噛む、または噛みまくりの状態に陥ってしまう。

 

 

順番に説明していこう。

 

まず、お疲れ様ですという言葉自体の難易度について。

 

実は、お疲れ様ですという言葉は、噛むことなく話すのはなかなか難しい言葉とも言える。

 

 

それは、お疲れ様ですという言葉は、

[su_box title=”言葉の特徴” box_color=”#ec060c”]

  • 「お疲れ」というあ行の母音(吃音症の人が苦手とされる音)から始まるので、発声しにくい
  • お疲れ様ですという言葉は、8文字と長めの単語なので、言っている途中で噛みやすい
  • 吃音症の人が言いにくいとされているラ行の音が含まれている
  • 言葉として、口や舌をしっかり確実に動かすことが必要な言葉である

[/su_box]

 

など、意外にも噛まない方が難しいくらいの言葉であること。

 

 

実際に、「お疲れっす」や「お疲れした」など省略した形で話していると“言いやすい”“噛まないからラク”と感じることだろう。

 

しかし、省略した形でしかお疲れ様ですを言えないと、どこかで不安が残るはずだ。

 

省略した適当なお疲れ様ですが通用しない場面もあるので、当然かもしれない。

 

 

「次はお疲れ様ですを噛むことなく言えるだろうか?」

 

といった不安や緊張といった心理。それに、

 

「またお疲れ様ですを噛んでしまった」

 

という失敗が何度か続くと、トラウマになってしまう。

 

 

そして、この「お疲れ様ですを噛まずに言えない」トラウマのドツボにハマってしまうとなかなか抜け出すことができない。

 

そこで、大切になってくるのが、先ほどもお話しした、

  1. お疲れ様ですという言葉自体の難易度
  2. 吃音症の問題点
  3. トラウマが、トラウマを呼ぶ

 

この心理や原因に着目することが欠かせない。

 

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お疲れ様ですを噛む!言葉を噛まない方法やトレーニングについて

次に、お疲れ様ですを噛む吃音症が、言葉を噛まないようにする方法やトレーニングについてお伝えしていこう。

 

言うまでもないが、お疲れ様ですを噛むことにつながる、先ほど挙げた心理や原因を解決するために行うもので、それを忘れてはいけない。

 

まず、お疲れ様ですの言葉の難易度を下げて、言いやすくする噛まない方法。

 

 

それは、お疲れ様ですという言葉をなるべく短い単語に分けて話すことだ。

 

たとえば、以下のように。

 

お疲れ/様/です

 

このように言葉を短く分けて、/の部分で息を吸うこと。

 

 

また、お疲れと言う前にも、しっかり息を吸い、お疲れというのと同時にしっかり息を吐くことだ。

 

ちょっと面倒に感じるかもしれない。

 

しかし、お疲れ様ですという難易度の高い言葉を噛むことなく話したいならば、そういった丁寧な話し方・心がけが欠かせない。

 

 

厳しいことを言うようだが、そういった言葉や話すことへの意識を変えないと噛まない方法は役に立たないので要注意。

 

そして、お疲れ様ですのような難易度の高い言葉を噛むことなく話すには、言葉を母音だけで話すトレーニングも効果的である。

 

お疲れ様ですを母音だけで話すと、

 

おうあえ/ああ/えう

 

となる。

 

 

これを大きな口でハッキリと言うトレーニングを行うと、噛まない方法として効果的だ。

 

母音だけで話すトレーニングをすると、普通にお疲れ様ですを言うよりも言いにくいことが分かる。

 

つまり、実際にお疲れ様ですを言う場面では格段に言いやすくなる。お疲れ様ですが噛みまくりの人こそ試してみよう。

 

 

そして、いくら方法やコツ、トレーニングをしても不安になったり、「またお疲れ様ですを噛むかも」と緊張してしまうのが吃音症。

 

もし、そんな風に緊張や不安におそわれてしまったら、念じるように一つのことだけに集中しよう。

 

それは、

 

ゆっくり話すこと。

 

そう、「またお疲れ様ですを噛むかも」と不安を感じたり、緊張した時こそ、ゆっくり話すことだけに集中しよう。

 

 

他のことなんて関係ない。忘れろ。過去やトラウマのことよりも、とにかく、そのことだけに集中する。

 

そうすれば、トラウマや不安、緊張は遠のいていく。これはトレーニングの部分もある。

 

つらくなってきたら、ゆっくり話すことに集中できるよう、なんどもトレーニングだ。

 

吃音は克服できない!

そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。

影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。


無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。

吃音克服の正しい方法を知る

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お疲れ様ですを噛む!その心理原因や噛まない方法まとめ

お疲れ様ですを噛む吃音症は、本当につらい。

 

言いたいことが思ったように言えないだけで、自分の存在価値を疑いたくなることすらあった。

 

でもそれって、自らの価値を下げてしまっているようなものだ。そんなの言動にするのはもうやめよう。

 

 

吃音症はもとより、お疲れ様ですを噛まない方法というのは、小さな成功体験の積み重ねが鍵になる。

 

裏ワザなんかない。地道に、自分の中で言えるベースを作っていくこと。これが大事だ。

 

でも、私たちの脳はできると思えばできるようになる仕組み。逆に言えば、できないと思ったことは絶対にできない。

 

 

一歩ずつでもいい。お疲れ様ですを噛まないようにする行動を始めていこう。

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マコト

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どもり・吃音症の心理アドバイザー。 自らが吃音症を克服してきた経験から、今現在どもりや吃音症で悩んでいる人をサポート。 これまでの失敗談や数多くの成功例など...

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