自分の名前を噛むのはなぜ?吃音症でも電話や緊張時に噛まない克服方法
自分の名前を噛む・・・。言い慣れたはずの自分の名前をどうしても噛む。
自分の名前を噛むなんて、相手はきっとバカにしていたに違いない。
もしかしたら、また次も自分の名前を噛むかもしれない・・・。
もう笑われたくない。自分の名前なんて二度と言いたくない・・・。
あなたは、このようなつらい思いをしていないだろうか?
自分の名前を噛むのは吃音症という病気の症状。つまり、大切なことはあなた自身に欠陥があるから、自分の名前を噛むわけではないのだ。
ここで問題なのは、自分の名前を噛むような思考をしてしまっていること。
つまり、自分の名前を噛むような思考を変えれば、あなたも自分の名前を噛むことはなくなる。
このように言うと、少し小難しく聞こえるかもしれない。しかし、考え方はいたってシンプルで誰でもできるもの。
自分の名前を噛む思考とそうではない思考について、詳しく説明していこう。
今回のポイント
自分の名前を噛む原因は吃音症?吃音症の自分は異常なのか?
自分の名前を噛むのは、吃音症の症状というのは先ほどお伝えした通り。では、なぜ吃音症になると自分の名前を噛むのか?
その原因を理解するには、吃音症について少し理解する必要がある。
まず、吃音症というのは言葉が出ない、あるいは言葉が出にくいという症状をもつ。
そう、吃音症とは、ある意味で噛むことがクセになっているような状態なのだ。だから、自分の名前を言うときに噛む、ということが起こってしまう。
特に、吃音症の人は、母音から次の言葉を話すときに違和感を感じたり、苦手意識を持っているのだ。
ここで考えてみていただきたいのだが、日本語というのはすべて、母音がベースで成り立っている。
あ行以外のカ行やタ行などでも、すべて子音と母音の組み合わせでできている。
だから、この吃音症の苦手意識にハマってしまうと、どんな言葉でも言いにくいと感じたり、噛むことが多くなるのだ。
あなたも「そう言われたらそうだな・・・」と思い当たる節があるのではないだろうか?
しかし、このように言うと「吃音症なんて、自分は異常者なんだ・・・。」とショックを受けてしまうかもしれない。
でも、事実はそうではない。だから、安心してほしい。
実は、吃音症は100人に1人の割合で、どんな人でもなる可能性があるのだ。それを知れば、吃音症は特別な病気ではないということが理解できる。
自分の名前を噛む吃音症は、実は脳のバグだった?脳科学から読み解く自分の名前を噛む原因
自分の名前を噛むという悩みは、他の人からすれば理解しがたいもの。
しかし、人生の中で自分の名前ほど、言う機会が多い言葉は他に類を見ない。
そのような側面を持つ自分の名前を噛むなんて、自分の名前を忘れてしまったことと同じくらい恥ずかしさを感じるものだ。
しかし、だからといって自分の名前を噛むことは、あなたのせいでは勿論ない。
それではなぜ、自分の名前を噛むのか。
実は、人間の意識には2種類ある。それは、表層意識と潜在意識だ。
人間の表層意識とは、あなたが思いを込めている、認識できる意思の部分。ここで言うなら、自分の名前を噛むことから抜け出したい!という気持ち。
一方で、潜在意識とは表に出てこないことが多いが、表層意識であるあなたの意思を支える部分だ。
ここで言うなら、自分の名前を噛むことから抜け出したい根底の理由。
たとえば、自分の名前を噛むことでバカにされるのを防ぎたい!自分の名前を噛むことで恥ずかしい思いをしたくない!といった意識。
つまり、あなたの意思はこの2種類の意識から成り立っている。
大事なことなのだが、これこそが、あなたが自分の名前を噛む原因へとつながっている。
あなたは表層意識の中で、自分の名前を噛むことから抜け出したい!と強く意識している。
しかし一方で、潜在意識の中では、やっぱり自分の名前を噛むのでは・・・?という強い不安も感じている。
人間の脳というのは、それ自体に異常がなくても状況の変化に弱くて、パニックになるとバグを発生しやすいものだ。
だから、表層意識と潜在意識の狭間でパニックになると、自分の名前を噛む!ということを強く意識してしまう。
(表層意識)
自分の名前を噛むな!
(潜在意識)
でも、やっぱり噛むかも・・・。
噛むな!噛むかも!噛むな!噛むかも!
(脳が決定した命令)
…自分の名前を噛め!
自分の脳の中の指令を言語化すると、このような感じなのだ。
つまり、吃音症とは潜在意識が強くあなたの意思に関わっている状態だとも言える。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
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自分の名前を噛むという一番慣れ親しんだ言葉が出てこない現象は、理解いただけただろうか?
自分の名前を噛むということを強く意識しすぎた結果、無意識のうちに脳が「自分の名前を噛め!」と命令を出してしまっている。
そのような状況なのだということ。
つまり、脳は「自分の名前を噛む」ということは強く認識できる。
しかし、パニックになればなるほど、それをやるべきことなのか、避けるべきことなのかまでは判断できないのだ。
だから、自分の名前を噛みたくない!と思うほど、潜在意識が引っ張られて噛んでしまうことになる。
じゃあ一体、どうしたらいいんだよ・・・
もしかしたら、あなたは泣きそうになっているかもしれない。
でも、実はここまで理解できれば、後は簡単なのだ。
それは、今と真逆の感情を持つようにして、脳をパニックにさせないことを意識すればいい。
つまり、自分の名前くらい噛んでもいいや、と肩の力を抜くことだ。
そうすることで、脳はバグを起こしづらくなる。
でも、そんな思い切った真逆の考え方をもつ勇気が出ない、と思うかもしれない。
残念ながらここでは、その方法までお伝えしきれない。
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