言葉に詰まる接客を克服!ありがとうございますが言えない吃音症でも治った、言いやすい方法!
言葉に詰まる接客を克服したい!
こういった相談は最近増えており、本当に多くの人が悩んでいることが分かる。
特に、特定の言葉・特定の場面でありがとうございますが言えないなど、吃音症の悩みを抱えている人が多い。
ほぼマニュアル化された接客で、言葉に詰まるのは致命傷だ。
しかし、逆に言えば、言葉に詰まる吃音症の人こそ、他の人にはできないオンリーワンの接客の資質を持っている。
今回は、言葉に詰まる接客を克服し、吃音症でも「ファンができる接客方法」をご紹介。
さっそくマスターし「あなたの良さが活きる接客」を目指そう。
今回のポイント
言葉に詰まる接客を克服①吃音症が言えない接客用語の言いやすい方法
言葉に詰まる接客を克服するためにも、まずは吃音症が言えない接客用語の言いやすい方法をマスターしていこう。
接客業で使われることが多い、定番の言葉としては、
- ありがとうございます
- いらっしゃいませ
- お待たせいたしました
- またどうぞお越しくださいませ
この辺りの接客用語が一般的だ。
その中でも、特に、吃音症の人が言えない接客用語として有名なのが、
- ありがとうございます
- いらっしゃいませ
この二つの接客用語が断トツで言葉に詰まる・どもるなどの原因になりやすい接客用語。
その理由は、吃音症の人が言葉に詰まると言われている、
- 「母音から始まる言葉」であること。
そして、
- 「ラ行の言葉が入っている」こと
これも吃音症の人が苦手とする部分なので、どもることにつながりやすい。
そのほか、他の接客用語より使う機会が多いことも理由の一つ。
それによって、その言葉を使うことに違和感を覚えてしまう。
違和感を感じながら、ずっと同じ言葉を言っているとストレスを感じやすく、言葉に詰まるようになるのだ。
ここまでをふまえ、言葉に詰まることが多い接客用語の言いやすい方法を確認していこう。
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吃音症が言葉に詰まることが多い、接客用語の言いやすい方法
- 背筋を伸ばして、腹から声を出しやすい体勢をつくる
- 早口で言わない。ゆっくりと聞き取りやすい声で言う
- 笑顔で口角を上げて、ハキハキ話す
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「なんだ、基本ばっかりか…」
もしかしたらそんな風に思う人もいるかもしれない。
でも、接客で言葉に詰まると悩んでいる吃音症の約90%は、これができていないのだ。
「言葉に詰まるかもしれない…」と不安や恐れから、
- 背中を丸めて下を向く
- お客様に見つからないように、そっと早口で接客用語をつぶやく
こんな真逆のことをしていては、どんどん自分の接客に自信をなくす。
そして、さらに言葉に詰まるばかり。
それに、言うまでもなく、こんな接客をされても誰も嬉しくない。
これなら、接客用語を言わない方がマシ!
もし、自分が客だったら、そう思ってしまうだろう。
「本気でそれ思ってる?」と気持ちが伝わってこないからだ。
もちろん、「接客用語の言いやすい方法」ができている、と思う人も、今一度このことを意識するようにしてみよう。
これらの方法は、タダで自分の価値を上げることができる方法だ。
接客のどんな場面でも、必ずできるようにしていこう。
しかし、それでも吃音症には波がある。
「言いやすい方法を実践しているつもりなんだけどな…」
そんな風に自信をなくしてしまうと、良い習慣ができていても、途端に言葉に詰まる状態になることだってある。
そんな時のために、接客で「ありがとうございます」が言えない、と言う時のためのコツもご紹介しておこう。
言葉に詰まる接客を克服②吃音症の「ありがとうございます」が言えない時のコツ
言葉に詰まる接客を克服するためには、吃音症の波があっても、それに負けないだけの方法やコツを身につけておくことが必要だ。
そのためにも、一つ大切なことをお伝えしておこう。それは、
完璧に言えることが目的ではないということ。
というのも、吃音症の人は接客用語をちゃんと言えることに、どうしてもこだわりがちだ。
でも、大切なのはそこじゃない。
接客用語を完璧に発音することが目的ではなく、気持ちをお客様に伝えること。
このことを忘れてしまいがちなので、確実に意識しておこう。
そう、言いにくい接客の場面での「ありがとうございます」も、気持ちを伝えることが大事。
うまく「ありがとうございます」を言ってほしい、なんて思っている人は一人もいない。
そのことを今一度確認した上で、接客で「ありがとうございます」が言えない時のコツをお伝えしよう。
接客で「ありがとうございます」の言葉にどうしても詰まるときは、
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- 「ありがとうございます」の「あ」は引き伸ばして言うと、言葉に詰まることなく言いやすい(あ〜りがとうございます)
- でも、苦手な母音やラ行は、究極的には言わなくていい!
- 「がとうございます」だけでも、ちゃんと伝わる
- その分、大きな笑顔で応えよう!
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この「ありがとうございます」が言えない時のコツを、先ほどの言いやすい方法と合わせて使ってみるようにしよう。
そうすれば、言葉に詰まることが多かった接客も、自分自身に余裕が生まれてくるだろう。
すると、笑顔も増えるし、お客様がどうしてほしいか?といったことにまで目を向けることができる。
そして、結果的にあなたの接客にファンがつく。
でも、あくまでも自分にできることを一つずつ増やしていくイメージで取り組もう。
一気にレベルを上げようとするとつまずくことが多いもの。
「急がば回れ」精神で、じっくりと言葉に詰まる接客を克服していこう。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
言葉に詰まる接客を克服③吃音症がファンをつくる接客をする方法
言葉に詰まる接客を克服し、吃音症でもファン化する接客術を身につける方法。
それは、誤解を恐れずに言えば、「言葉に詰まることをあまり気にしない」ということだ。
私自身も吃音症でありながら、長年接客業をしていた。
それでも、「私がいるから」と言って店に来てくれるお客様がいたのはなぜか?
それは、自分のことよりお客様のことを考えるようにしたからに過ぎない。
言い方を変えるなら、お客様を友達や家族のように大切に考えられるか?ということ。
そういう気持ちは、接客を通して確実に相手にも伝わる。
言うまでもなく、そこまでの信頼関係ができていたら、言葉に詰まるかどうかなんて相手には関係ない。
あなたが吃音症だろうと、お客様はそんなこと一切、気にしていないのだ。
難しい言い方かもしれないが、「吃音症である自分」以前に、「接客をしている自分」を大切にしてほしい。
そうすれば、自然と接客用語の言いやすい方法も身についてくる。
その流れが結果的に、言葉に詰まる接客の克服につながるのだ。
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あなたが言葉に詰まる状態を克服できること。
そして、自分に自信をもって生きられることを心から応援しています。
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