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自分の名前をどもる吃音症、その原因はストレス?実際に治った克服方法

この言葉、言えない…

自分の名前をどもるなんて、情けない・・・。あなたもそんな風に嘆いていないだろうか?

 

自分が生まれてきてからの年数分、ずっと付き合ってきた自分の名前。

 

そんな自分の名前が、どもってうまく言えない。

 

他の言葉であれば、どもって言いにくいものでも言い換えることができる。だから、最低限の恥で済むのに。

 

でも、自分の名前は置き換えることができない。

 

自分の名前を言うとどもるから、自分の名前がイヤだった。そして、それがだんだん自分自身がイヤ、に変わってくる。

 

しかし、自分の名前をどもる時に意識すべきことを明確にできていれば、その状態を克服することはできる。

 

今回は、自分の名前をどもることで何度も恥をかいてきた私自身が、実際に自分の名前をどもることを克服できた方法をお伝えする。

 

ぜひこの方法を活用して、あなたも自分の名前をどもる地獄から抜け出そう!

 

自分の名前をどもる吃音症の克服方法① 自分の名前をどもるときの不安な場面を書き出そう!

自分の名前をどもる吃音症の場合、「また自分の名前をどもるのでは・・・」という不安感に襲われてしまう。

 

これは、過去に自分の名前をどもる経験をしたことがあったり、また自分の名前をどもる経験から恥をかいたり敗北感を味わってしまったことが原因だ。

 

そして、事実として、そういった「また自分の名前をどもるのでは・・・」という悪い予感は当たることが多い。

 

このようなストレスや失敗の積み重ねが、自分の名前をどもる状態を確固たるものにしてしまう。そして、終いには人前に出られなくなる、という悲しい結末。

 

しかし、冒頭でお話ししたように、このような悲しい結末は防ぐことができる。

 

その方法は、自分の名前をどもる場面で、自分が不安やストレスを感じることを書き出すこと。

 

少し手間に感じるかもしれない。

 

しかし、自分の名前をどもることを克服するためには、まず自分の名前をどもる場面で、どのような部分に不安やストレスを感じるのか明確にしておく必要がある。

 

そうすることで、自分の名前をどもる事態に陥れる原因を潰しやすくなるからだ。

 

まずは、自分の名前をどもる場面を思い出して、何がつらいかを書き出してみよう。

 

例えば、このように。

 

(例)自分の名前をどもる場面で、不安やストレスを感じてしまうシーン

  • 新しい組織に属したときの自己紹介で、周りの人がスラスラと自分の名前をどもることなく言えている場面を見たとき
  • 自己紹介で、どんどん自分の番が近づいてきたとき
  • 自己紹介で、前の人が変なことを言ってしまい、みんなから笑われているとき
  • 電話で自分の名前を言うとき
  • 初対面の人に自分の名前を言わなければいけないとき

 

などなど、自分の名前を言う場面というのは、実にさまざま。

 

まずは、このように自分の名前をどもる可能性がある場面で、不安やストレスを感じてしまうシーンを書き出してみよう。

 

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自分の名前をどもる吃音症の克服方法② 自分の名前をどもる場面をレベル分け&練習をしてみる

次のステップとして、自分の名前をどもる可能性がある場面を、不安やストレスを感じやすい順にレベル分けしてみよう。

 

そうすると、

 

「この場面ならまだ頑張れば・・・」

 

とか

 

「この場面はちょっと避けたい・・・」

 

というレベルの違いが見えてくる。

 

自分の名前をどもる場面の中で、不安やストレスのレベルごとに場面分けができたら、そのレベルが小さい順に、場面を想定して自分の名前を言う練習をしてみよう。

 

このレベル別の場面想定を行って、自分の名前を言う練習をすると、実際同じ場面になったときに、

 

「この場面は何度も練習したな・・・」

 

という成功体験を思い出すことができる。

 

実は、自分の名前をどもることを克服するには、この成功体験こそが重要なのだ。

 

吃音は克服できない!

そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。

影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。


無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。

吃音克服の正しい方法を知る

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自分の名前をどもる吃音症の克服方法③ どもる場面のレベルごとの練習で、成功体験を積み重ねる

自分の名前をどもる経験をすると、今度は「また、自分の名前をどもるかも・・・」という不安やストレスから、さらに自分の名前をどもるようになる。

 

こんなときは、ここまでご紹介してきたように、自分の名前をどもる場面の中で特に自分が不安やストレスを感じる場面を書き出す。

 

そして、それをレベル分けし、そのレベルごとに自分の名前を言う練習をする、というプロセスを踏む。

 

そうすることで、

 

「これまで練習してきた場面と同じ状況だ。これなら、自分の名前をどもらずに言えるぞ!」

 

という自信を持って臨むことが重要なのだ。

 

自分の名前をどもるのでは・・・と不安やストレスに押しつぶされそうになっている人は、自分の名前を言うことに対して自信がない。

 

だからこそ、場面ごとに自分の名前を言う練習をして、「よし!自分の名前をどもることなく言えた!」という小さな成功体験を積み重ねることが大切。

 

そして、成功したときは、

 

やったー!言えたぞー!!

 

と、喜びの感情を強く意識してみよう。

 

人間の脳とは単純なもので、喜びが大きければ大きいほど成功体験として認識しやすく、また自信にもなりやすい。

 

逆に、「これは練習だから言えて当たり前!」のような必要以上に自分に厳しい人は、成功体験を積み重ねることができない。

 

そのため、いつまでも自分の名前をどもる地獄から抜け出すことができない。

 

重要なのは、自分の名前がどもることなく言えたら大げさなくらいに喜ぶこと!

 

これくらいでも喜んで全然いいのだ。

 

だって、今できないことができたのだから。それって、単純に喜んでいいことだ。

 

このことを意識して、今回ご紹介した自分の名前をどもる克服方法の3ステップを実践してみよう!

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マコト

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どもり・吃音症の心理アドバイザー。 自らが吃音症を克服してきた経験から、今現在どもりや吃音症で悩んでいる人をサポート。 これまでの失敗談や数多くの成功例など...

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