ありがとうございますが言えない…もしかして吃音症?これって病気??
「ありがとうございます」が言えない…これってもしかして病気??
あなたもこのように悩んだ経験があるだろうか?
「ありがとうございます」と言ったつもりでも、言葉として出てこない・・・。
「ありがとうございます」の「あ」が出てこない・・・。
このように「ありがとうございます」が言えないというのは、実は全く珍しいことではない。
日本人の100人に1人が、この「ありがとうございます」が言えないことで悩んでいるのが現状だ。
今回のポイント
「ありがとうございます」が言えないのは病気?…吃音症って?
「ありがとうございます」が言えない症状というのは、結論から言えば“吃音症”にあたる。
“吃音症”というのは、言葉をスムーズに言えない病気(障害)だ。
それと同時に、“吃音症”には言葉を連続して発したり、言葉が出てこないなどの症状も含まれる。
そして、“吃音症”は徐々に、というよりは突然、発症する場合が多い。
また、全ての言葉が言えないわけではなく、ある一定の言葉だけ(ありがとうございます、のような)が言えないことが多い。
また、言葉が言えない時や、言えない言葉の種類にもムラがある。
そして、“吃音症”になる原因はまだ解明されていない。
「ありがとうございます」が言えない病気には、多くの人が悩んでいるという事実
「ありがとうございます」が言えないのは、やっぱり病気だったんだ・・・。
そんな風にショックを受けられたかもしれない。
確かに、「ありがとうございます」が突然言えない理由が解明されていないということは、不安に感じてしまう。
でも、その点を除けば、特別な病気ではない。というのも、先ほども言った通り100人に1人が悩んでいる病気だからだ。
確かに「ありがとうございます」が言えない人は、それを周りに悟られないようにしていることが多く、とても孤独に感じてしまうかもしれない。
しかし、もっと言えば「ありがとうございます」が言えないと悩んでいる人でも、それが“吃音症”だと理解できていない人もたくさんいる。
そのように考えれば、実際は100人に1人どころの病気ではないかもしれない。
それくらい多くの人が悩んでいる病気なのだということを、まずは理解してほしい。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
「ありがとうございます」が言えない病気は、どうやったら治る?
「ありがとうございます」が言えない病気は、滑舌などの要因が絡む場合もあるが、一般的には“心の病気”とされている。
何らかの心理的な要因が無意識的に、脳に「話すことにストップ」をかけているのだ。
そのため、言語聴覚士も「吃音症には対策となるマニュアル」は無いと話す。
また、耳鼻科の言語外来に通ったとしても、確実に治るなどの効果があるわけではない。
なぜなら、心が話すことにストップをかけているからだ。
その“ストップをかけている理由”というのは、無意識であっても人によって異なるもの。
あなたの心が「ありがとうございます」という言葉をストップをかけている理由。
あなたと同じように、「ありがとうございます」が言えないと悩んでいる人の心がストップをかけている理由。
これらは、「ありがとうございます」が言えないという現象は同じでも、それが起こっている理由というのは、全く別の理由かもしれないのだ。
確かに、自分の心が「ありがとうございます」という言葉にストップをかけている理由というのは、無意識で起こるためになかなか突き止めることはできない。
しかし、「ありがとうございます」を言えないという事実だけを表面的に悩んでいても仕方がない。
だから、自分に合った治療法は何か?ということを優先的に考えていくべきなのだ。
「ありがとうございます」が言えない病気の治療方法
「ありがとうございます」が言えない病気を治すには、自分に合った治療方法を探すことが必要だ。
そうは言っても、
「いったい、どうやって?」
「原因もわからないのに?」
とますます不安になってしまうかもしれない。
でも、その方法はいたってシンプルだ。
まずは、基本となる「ありがとうございます」を言えるようにする練習を行う。その中で、自分に効果があるものを一生懸命取り組んでいけばいい。
それでは、基本となる「ありがとうございます」を言えるようにする練習をご紹介する。
今回ご紹介する方法は、言語外来や言語聴覚士が教えているものなので、ぜひ積極的に取り組んでみてほしい。
[su_box title=”「ありがとうございます」の練習方法” box_color=”#ec060c”]
①「はひふへほ」の音で息を吐く
②母音の音を引き伸ばしながら発声する
「はあー」→「あー」
「ひいー」→「いー」
「ふうー」→「うー」
「へえー」→「えー」
「ほおー」→「おー」[/su_box]
これを行うと、母音を発しやすくなるので「ありがとうございます」を言いやすくなる。
どんな言葉でも、基本は母音だ。
母音が発しやすくなれば、言葉としてまとまりができる。だから、相手にも伝わりやすい。
また、実際に「ありがとうございます」を言うときに心がけたい点もお伝えしておく。
[su_box title=”「ありがとうございます」を言いやすくするコツ” box_color=”#ec060c”]①はじめの「あ」を引きのばすように、ゆっくりと話す(あー)
②のどや舌、口全体の力を抜くようにして、そっと言葉を出す(りがとうございます)[/su_box]
そのほか、
- 独り言のように「ありがとうございます」をささやいて言う
- 抑揚(リズム)をつけて「ありがとうございます」を言う
なども効果的なので、ぜひ試してみてほしい。
「ありがとうございます」が言えない病気を克服するために
「ありがとうございます」を言えない病気を克服するために、まずはご紹介した基本となる練習やコツを取り入れてみよう。
しかし、それでもなかなか「ありがとうございます」が言えない病気が改善しないようであれば、さらに有力な情報をお伝えしたいと思う。
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私自身、「ありがとうございます」が言えなくて悩んだ経験があるので、あなたのつらい気持ちはよく分かる。
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