言葉が出てこない、よくかむ!吃音症のストレスと戦う大人たちへ「噛んでもOKな方法とは?」
言葉が出てこない、よくかむ。また、かむかもしれない…。
こんな風に悩むのは、吃音症という病気が原因だ。
吃音症とは、特定の言葉や電話などの特定の場面で、言葉が出てこない・よくかむといった症状が出る病気。
そして、その症状に大きな劣等感や自己嫌悪を抱いてしまう。
吃音症になると、そのストレスによって、どんどん追い込まれるようになる。
その結果、言えない言葉やかむことが増え、最後には人前に出れなくなってしまうことも…。
そう、吃音症は、言葉が話す機能と言葉を発する心理が合わさって起こる病気なのだ。
言葉が出てこない、よくかむ吃音症のストレスと戦う大人は、どうすればいいのか?この記事で方法を学んでいこう。
今回のポイント
言葉が出てこない、よくかむ吃音症のストレスをもう一度考えてみる
言葉が出てこない、よくかむ吃音症。
そもそも、そのストレスとは何なのか、今一度整理しておこう。
まず、言葉が出てこない、よくかむ吃音症は大人にとって、大きな障害となる。
その一番の理由は、仕事の妨げとなってしまうから。
- 電話で、言葉が出てこないことで電話相手に笑われる
- 自分の名前をよくかむので恥をかく
- 何度か言葉が出てこないことがあって、トラウマに
- 電話でよくかむので、電話がいつ鳴るか怖い
このように、言葉が出てこない・よくかむことで仕事がままならなくなってしまうからだ。
確かに、これらは大きな障害だ。
- もし、言葉が出てこないことを気にせず会話ができたら…。もっと自信をもって自分の意見を言えるかもしれない。
- もし、電話で自分の名前をよくかむことがなければ…。電話を取るのがつらくなくなるかもしれない。
- もし、言葉が出てこないことがなければ・・・
- もし、よくかむことがなければ・・・
確かに、あなたはもっと生きやすくなるのかもしれない。
私自身も、言葉が出てこない・よくかむ吃音症で長年苦しんでいた過去がある。
しかし、その上で、一つ言いたい。
かむのはそんなに良くないことなのだろうか?
いや確かに、言葉が出てこない・よくかむことで、イヤな思いは山ほどある。
言葉が出てこない・よくかむことで、良い思いなんて一つもしないかもしれない。
悔しい思いばかりだと思う。
でも・・・。
言ってしまえば、言葉が出てこないからって命が取られるわけじゃない。
よくかむことがあったとして、言ってしまえば、恥かくだけだったりする。
もちろん、私も初めからこんな風に考えていたわけではない。
吃音症で20年以上苦しんできた身だ。
その頃は、人生に絶望していたことも何度もある。
でも、実際はそこまで思い詰める必要はなかった、と今では思える。
そう、かなり気持ちがネガティブに傾いていたようだ。
別にかんだっていい。笑いたきゃ笑え。
そんな風に開き直ったとき、スーッと気持ちが晴れるような気がした。
なぜ、私がそんな風に思うようになったかというと、何を試しても吃音症が良くならなかったからだ。
だから、もう吃音症でいいや、とあきらめた。
言葉が出てこないけどしょうがない。よくかむのも、何ともならない。
そんな風に思うようになったら、肩の荷が下りた気がした。
そこから、話すことに対して気が楽になり、吃音症が緩和されたのだ。
そう、今まで何をやってもうまくいかなかったのに…。
確かに、それまで継続してトレーニングしてきた。
だから、単に気が楽になっただけで吃音症が良くなったとは言えないかもしれない。
しかし、それでも「吃音症なんて別にいいや」そう思えたことが、大きなきっかけとなったことは間違いない。
ここで言いたいのは、言葉が出てこない・よくかむことのデメリットの大きさをもう一度見直してほしい、ということ。
意外にも、あなたが言葉が出てこないことを、周りの人はあまり深く受け止めていない。
それに対して、そこまで深く考え込むのは、あまり良い策とは言えないのではないだろうか。
それで、吃音症が良くなるのであれば、悩むのも意味がある。
しかし、それが悪化の原因になることだとすれば・・・、言うまでもないだろう。
今から私が実践してきた、言葉が出てこない・よくかむ吃音症のトレーニング方法をお伝えしていく。
しかし、その前に一つ、意識を変えるイメージを持っておこう。
あなたが言葉が出てこないことがあっても、よくかむことがあっても、あなたの価値は変わりないということ。
吃音症だからって何か問題あるの?
それくらいの気持ちで、堂々としていてほしい。初めは難しいかもしれないが、少しスイッチを入れて、そんな自分を演じてみよう。
意外かもしれないが、この気持ちの持ち方はとても大切。
あなたの今後にとって、良い方向に導くのは間違いない。そんな気持ちを大切にしながら、次のトレーニング方法に進もう。
言葉が出てこない、よくかむ吃音症のトレーニング方法3選
言葉が出てこない、よくかむ吃音症のためのトレーニング方法を、ここではご紹介していこう。
トレーニング方法の一つ目は、わざと大きな口で、大きな声で話すこと。
このトレーニング方法では、大きな口で話すことでよくかむ人が話しやすいという効果がある。
また、大きな声で話すことは、しっかりと腹式呼吸をしなければ声を張ることができない。
つまり、言葉が出てこない状態の時にありがちな、早口で浅い呼吸で話す状態を改善することができるのでおすすめだ。
そして、トレーニング方法の二つ目は、話す声の音程を意識して話してみること。
このトレーニング方法の良いところは「吃音症の人は、カラオケでは言葉が出ない・かまない」という点に着目しているところ。
つまり、カラオケでは、音程を気にしながら声を出す。
それによって、言葉が出てこない・よくかむなど日常の会話で気になる部分に気持ちを向けさせないようにしている。
ちなみに、少し高めの音程を意識しながら声を出すのがおすすめだ。
それによって、言葉が出てこない・よくかむ症状を緩和させることができるので試してみてほしい。
そして、トレーニング方法の三つ目は、声に言葉を乗せるようにして、ゆーっくり話すこと。
そうすることで、自然に言葉が出やすくなり、またゆっくり話すことでよくかむ症状を抑えることができる。
それぞれの方法に良い部分があるので、自分に合う方法を実践してみるようにしよう。
そして、先に伝えたように、開き直りの心で挑むのが秘訣だ。
どんなに良いトレーニング方法を知っていたとしても、勇気を持って実践できなければ、何の意味もない。
もちろん、つらいのも重々承知だ。
恥はかき捨て。腹をくくって、思いきって笑顔で話すようにしよう。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
言葉が出てこない、よくかむ吃音症のストレスと戦う大人へのアドバイス
言葉が出てこない、よくかむ吃音症は、周りにもあまり理解されないし、本当につらいものだ。
しかし、そう嘆いていても始まらない。
強い意志をもって、自分の力で乗り越えよう!
・・・と、言うのは簡単だが、やっぱり大変なのもよく分かる。
そこで、吃音症の克服経験者として、あなたよりちょっとだけ先輩の私が、できることを考えた。
何かあなたのためにお役に立てないだろうか・・・。
そう考えて、無料メルマガでの吃音症克服サポートを全力で行うことにした。
もちろん、参加する・しないはあなたの自由だ。
ただ、ここで悩んでいるだけでは前に進まないのは、言うまでもない。
メルマガでは、ブログでは載せきれない、私が紆余曲折あって吃音症を克服した経緯や方法、苦労話や失敗談、成功例などをお伝えしている。
実際、言葉が出てこない・よくかむ吃音症の人は、周りにあまりいないもの。
だからこそ、こうした経験談が何よりもあなたの力になるはずだ。
私の失敗談を聞いて「これには気をつけよう(笑)」と、あなたに勇気が出れば嬉しい。
また、成功例を聞いて「これなら自分もできるはずだ」と、前向きになってくれたらもっと嬉しい。
言葉が出てこない・よくかむと、吃音症でクヨクヨ悩んでいる時ほど、人生において無駄な時間はないのだ。
この意味は、あなたには痛いほど伝わるはずだ。
もう一度言うが、メルマガは無料で、あなたが吃音症を克服するための道しるべを手に入れることができる。
そう、登録しない理由はもはやない。
ただし、一人ひとりと向き合って、確実に克服できるようにサポートして行くため、メルマガは人数限定。
もし、確実に吃音症を克服したいという熱い思いがあるのなら、今すぐ登録しておこう。
(定員に達した場合、フォームが表示されません。)
あなたの人生は、こんなところで終わるような野暮なものじゃない。
吃音症なんて、乗り越えればいい。
今が最低と思えるなら、乗り越えた先は最高しかないじゃないか。
試練は乗り越えられる者にしか与えられないのだ。
あなたが言葉が出てこない・よくかむ苦しい状況から抜け出し、笑顔で話せるようになることを心から願っています。
この記事へのコメントはありません。