会社の電話でどもる時の原因と対策!吃音症でも噛まないコツを伝授!
会社だと電話の時にどもる。これは、私が会社員時代にずっと悩み続けていたことだった。
あなたも、私と同じようにこのつらい経験をして、「また会社の電話でどもるのではないか?」と悩んだりしていないだろうか?
会社や電話など特定の場所や状態で、どもる場合は吃音症である可能性が高い。
この吃音症とは、主に特定の場面になると、精神的なストレスが重圧となってどもる・噛む・言葉が出てこない、などの症状となって現れる。
しかし、結論から言えば、この会社や電話などの特定の場面でどもる症状というのは改善することができる。
今日はそのような、会社での電話でどもる場合の原因と対策についてお伝えしていこう。
会社での電話でどもる原因とは?
会社での電話でどもる原因とは、一言で言えば、会社で電話することに大きなストレスを抱えている状態だから。
そのストレスによって、会社で電話することで緊張するようになる。そうすると、会社で電話する時にどもることになるのだ。
しかし、なぜ会社で電話することにストレスを抱えるようになってしまったのか?と疑問に感じるかもしれない。
確かに、何の前提条件もない状態で考えれば、電話をすること自体にストレスを感じるのは不思議なことだ。
ましてや、その“電話をする”というストレスから緊張して、電話でどもるなんて、経験したことのある人でなければ想像もつかないことだろう。
ただし、たとえば会社という居場所自体があなたにとって緊張する場所であるなら、そこで行うことは全て緊張につながる。
もちろん、大人であれば普通にこなすことができる「電話すること」さえも緊張の対象だ。
そして、さらにその電話で、以下のようなことがあったとしよう。
たとえば、
[su_box title=”電話に対してストレスを感じる原因” box_color=”#ec060c”]
- うまく話せなかった
- 電話の相手を怒らせてしまった
- 電話対応で、会社の人に怒られた経験がある
[/su_box]
このような経験をしてしまうと、会社で電話をすることに対して過剰な恐怖を覚えてしまったり、ストレスを感じるようになってしまうのだ。
でも、ちょっと考えてみてほしい。
というのも、こういった電話でのちょっとした失敗経験というのは会社という場所に慣れていないと簡単に経験してしまうことなのだ。
つまり、
誰にでも起こり得るということ。
そう、実は会社での電話でどもるということに人知れず悩んでいる人は、意外にもたくさんいるのだ。
ここではまず、会社での電話でどもることに悩んでいるのは自分だけではない、ということを知ってほしい。
そして、もう一つ。
会社での電話でどもる状態は、
改善できる
ということだ。
それでは、会社での電話でどもる状態を改善する対策やコツをご紹介していこう。
会社での電話でどもる状態は改善できる?吃音症でも噛まないコツと対策
会社での電話でどもる状態を改善するには、会社で電話する状況をイメージしながら「どもることなく話す」練習をすることだ。
こう話すと、
「会社で電話することを練習すると、余計にそのことを意識してしまってトラウマを強く感じてしまうのではないか」
「会社での電話に対するトラウマが強くなって、さらにどもるようになるのではないか」
と思う方もいるかもしれない。
しかし、そうではないので心配はいらない。
どちらかと言えば、会社での電話でどもる流れを断ち切るために意識すべきこと。
これを、会社での電話で動揺している中でも思い出せるように練習をするイメージなのだ。
具体的な対策方法をご紹介していこう。
会社での電話でどもる状態を改善していくためには、電話の時に「どもりにくい状態」をいかに作るかが大切になってくる。
そのためにも、こちらを意識して電話の練習をしてみてほしい。
[su_box title=”どもらないために意識したいこと” box_color=”#ec060c”]
- ゆっくり話す(大げさだが、初めは1文字を1秒の感覚で)
- 深く呼吸しながら話すことを心がける(ゆっくり話すことにもつながる)
- 電話で話す内容を、ゆっくり・深く呼吸を意識しながら練習する
[/su_box]
電話で話す内容も、場面によって様々なことが考えられるだろう。
しかし、何事も初めは一気にやらないこと。少しずつ、ゆっくりやることを心がけてみよう。
というのも、会社の電話でどもる場合というのは必ず、あせっていたり緊張している状況が合わさって起こっている。
そう、会社での電話でどもることなく話そうと思えば、気持ちを落ち着かせたうえで電話することが欠かせないのだ。
だから、「早くどもることなく電話できるようになりたい!」という逸る気持ちはわかるが、あくまでもあせらず、ゆっくりを意識していこう。
そうすれば、初めは「自分もどもることなく話すことができるのだ」とまずは実感できるはず。
練習でそう感じる回数が増えて、実際に会社の電話でもどもることが少なくなってくれば、自信を持つことにつながる。
会社の電話で話すことに自信が持てるようになると、だんだん「どもる」ということ自体が気にならなくなってくるもの。
そこまでくれば、シメたものなのでぜひ練習してみてほしい。
吃音は克服できない!
そう自分に言い聞かせてきた。でも結局、自分と向き合わずに逃げてたんだ。
影響力は小さくていい。「自分には無理だ」と感じる心を開くきっかけになれたら。
無理だと決めつけているのは自分自身。それに気づくことが、吃音克服の一歩目だ。
会社での電話でどもる時の原因と対策まとめ
会社での電話でどもる状態を改善するというのは、スイッチの切り替え一つでどもらないようになる問題ではない。
特に、吃音症特有の「また会社の電話でどもるのではないか」という不安を打ち消すには、自分に自信を積み重ねていく必要がある。
そう、たとえて言うなら、まだ小さな子ネコにエサをあげて成長させていくようなイメージ。
それが、会社での電話でどもる状態を改善することなのだ。
今すぐ改善、とはならないが、自分の努力は絶対に裏切ることはない。
だから、今回ご紹介した方法を実践して、会社での電話でもどもることなく自信を持って話せるようになっていこう。
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